Startup Portfolio
企業向けクラウドデータプラットフォームのSnowflake、OpenAIと200億円規模で提携し、GPT-5.2をCortex AIにネイティブ統合
Snowflakeは、OpenAIと総額2億ドル(約200億円)規模の複数年契約を締結し、ChatGPT開発元の最新モデルを含むGPT-5.2をSnowflake AI Data Cloudにネイティブ統合すると発表しました。これにより、世界12,600社以上のSnowflake顧客は、自社の機密データを安全に活用しながら、推論や自動化を担う「エージェント型AI」を構築・展開できるようになります。
本提携の特徴は、OpenAIのモデルがSnowflake Cortex AIに“ファーストパーティ”として組み込まれる点です。従来、Snowflakeユーザーは主にMicrosoft Azure経由でOpenAIモデルを利用してきましたが、今回の統合により、AWS、Azure、Google Cloudのいずれの環境でも、同一のガバナンスと運用体験でOpenAIモデルを利用できます。データを外に出さずに、文脈を保ったAIエージェントを安全に構築でき、スケール時の複雑性も抑えられます。
SnowflakeのCEOであるSridhar Ramaswamyは、企業が最も価値のある資産であるデータの上で、責任ある形でAIを動かせる点を強調しています。強固なセキュリティとコンプライアンスを維持しながら、OpenAIの高度な知能を組み合わせることで、信頼できるAIエージェントの実装を可能にするとしています。初期導入企業には、CanvaやWHOOPが含まれ、業務横断で文脈理解型のAIアプリやエージェントの展開を進める予定です。今回の提携は、AIをデータの近くに配置し、企業の実務に直結する形で活用する流れを一段と加速させるものです。SnowflakeとOpenAIは、共同開発や共同の市場展開を通じて、エンタープライズAIの新たな標準を打ち立てる構えです。
Snowflakeについて
Snowflakeは、企業向けのクラウドデータプラットフォームを提供する米国発のデータクラウド企業です。データウェアハウス、データレイク、AI/機械学習を統合したSnowflake AI Data Cloudを通じて、あらゆる規模の企業がデータを安全かつ柔軟に活用できる環境を提供しています。強力なガバナンスとマルチクラウド対応を特徴とし、世界中の企業に採用されています。
関連ニュース
Snowflake に興味がありますか?
最新ニュース

生成AIのAnthropic、オープンソース向けの無料脆弱性スキャンサービス「OSS Scanner」を開始
2026/10/10

フォールトトレラント量子コンピューターを構築する"Oratomic"がSeries Bで$475Mを調達し評価額は$5.5Bに拡大
2026/10/09

消費者が無料で利用できる人気のAIランキングサービス提供する"Arena"がSeries Bで評価額$3.1Bで$200Mを調達
2026/10/09

分散型のゲーム開発スタジオの"Gardens Interactive"がSeries Bで$35M超を調達
2026/10/09

広告キャンペーン、画像、動画を生成するAIプラットフォームを提供する"Melius"がSeedとSeries Aで総額$25Mを調達
2026/10/09




