Startup Portfolio
生成AIのOpenAI、Getty Imagesとライセンス提携を締結しストック画像をChatGPTの検索・発見機能に導入
OpenAIは、ストック画像大手のGetty Imagesとディスプレイ・ライセンス提携を締結したことを発表しました。この提携により、Getty Imagesの画像ライブラリがChatGPTの検索・発見機能内に表示されるようになります。発表を受け、Getty Imagesの株価は時間外取引で150%超の急騰を見せ、市場がこの提携を高く評価したことがうかがえます。
今回の提携は、生成AIと著作権保有コンテンツの関係において重要な意味を持ちます。生成AIが学習データやコンテンツの利用をめぐって権利者と緊張関係に置かれてきたなか、ライセンス契約という正規の枠組みを通じて両者が協業する形は、コンテンツ業界とAI企業の新たな共存モデルを示すものです。ChatGPT利用者は、信頼できるライセンス済みの画像にアクセスできるようになり、コンテンツの出所が明確になる点も重要です。
メディア・コンテンツ業界にとって、生成AIプラットフォームとのライセンス提携は、新たな収益源の確保と、AI時代におけるコンテンツ価値の再定義につながる動きです。日本の出版・メディア・コンテンツ企業にとっても、自社の保有コンテンツをAIプラットフォームに正規ライセンスする戦略は今後の検討課題となります。LPおよびオープンイノベーション担当者にとって、コンテンツとAIの協業モデルの確立は、メディア領域の投資判断に影響を与える重要な参照点です。
OpenAIについて
OpenAIは、対話型AI「ChatGPT」を開発・提供する米国のAIスタートアップです。大規模言語モデルGPTシリーズを中核に、コンシューマー向けサービスからエンタープライズ向けAPIまで幅広く展開しています。近年は検索・発見機能やエージェント機能の強化、外部企業とのコンテンツ・決済連携を積極的に進めています。
関連ニュース









