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核融合エネルギーのRealta Fusion、米国ウィスコンシン州の旧食品工場跡地に本社と研究開発拠点を建設へ
磁気ミラー方式の核融合を開発するRealta Fusionは、米国ウィスコンシン州マディソンにある旧Oscar Mayer工場跡地「OM Station」に、本社と研究開発拠点「The Realta Forge」を建設すると発表しました。ウィスコンシン州とマディソン市は合計で最大5,500万ドルの支援を確約しており、同社はこの拠点で技術職・非技術職を合わせて600人超の雇用を創出する見込みです。
同社は2年にわたり全米で候補地を検討した末、創業の地である地元マディソンを選びました。支援策は州の売上・使用税の免除(約3,750万ドル)、州経済開発公社による成果連動型の税額控除(最大1,500万ドル)、市による雇用創出向けの資金支援などで構成されます。20万平方フィート超の遊休スペースをオフィス、製造、研究開発の複合施設に転換し、年内の着工を予定しています。新施設では、次世代の磁気ミラー型試作機「Hammir」の建設が計画されています。
核融合は温室効果ガスや高レベル放射性廃棄物を出さない次世代エネルギーとして期待され、業界では2050年に市場規模が1兆ドルに達するとの試算もあります。長年遊休化していた食品工場の跡地がフュージョン産業の拠点に生まれ変わる今回の計画は、大学発のディープテックが地域経済の再生を担う事例としても注目されそうです。
Realta Fusionについて
Realta Fusionとは、2022年に設立された米国ウィスコンシン州マディソン本社の核融合エネルギー企業です。ウィスコンシン大学マディソン校の研究成果を基にスピンアウトし、CEOのKieran Furlong氏らが創業しました。主力技術は磁気ミラー方式の核融合で、試作機「Hammir」の開発を進めています。比較的小型の装置で産業用の熱と電力の供給を目指す実用本位のアプローチが独自の強みです。同社は気候変動に対処しつつ安価なクリーンエネルギーを世界に届けることをミッションに掲げています。
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