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2026/10/09

Startup Portfolio

消費者が無料で利用できる人気のAIランキングサービス提供する"Arena"がSeries Bで評価額$3.1Bで$200Mを調達

Arenaは、Lightspeed Venture PartnersとKhosla Venturesがリードし、Salesforce Ventures、01 Advisors、Dell Technologies Capital、Endeavor Catalyst、a16z、Felicisなどが参加したSeries Bで評価額$3.1Bで$200Mを調達しました。Arenaは2026年1月のSeries Aでポストマネー評価額$1.7Bで$150Mを調達しており、同社の評価額が約10カ月でほぼ2倍になったことになります。

消費者が無料で利用できる人気のAIランキングサービス提供するArenaは、ユーザーがプロンプトを入力したり、バイブコーディングによるプロジェクトの作成を依頼したりして、どのAIモデルがより優れた結果を出すかを評価します。Arenaによると、同社のプラットフォームには毎月数千万人の訪問者がいます。同社は、2023年にUC BerkeleyでAIモデルのランキングをクラウドソーシングによって作成する研究プロジェクトとして誕生しました。

10ヶ月前のSeries Aの時点で、同社の年間換算売上高は$30Mでしたが、6月には年間換算売上高$100Mに到達したと発表しています。

昨年9月、同社は商用プロダクトであるAI Evaluationsを発表しました。これは、コミュニティからのフィードバックに基づき、AIモデルの開発企業や一般企業に詳細な性能分析を提供するサービスです。このサービスの投入時期は極めて適切でした。今年、AI研究機関は、自社のモデルがベンチマークテストの仕組みを攻略し、実際の能力に見合わない高いスコアを獲得する方法を見つけていることに気づきました。同時に、企業側でも、標準化されたベンチマークだけに依存するのではなく、自社の業務ニーズに最も適したモデルを判断するための支援を求めるようになりました。

「AIの進化は、私たちがその性能を評価する能力を上回るスピードで進んでいます。そして、モデルが自分自身がテストされていることを認識すると、固定的なベンチマークは機能しなくなります」と同社は資金調達の発表で述べています。「実際のユーザーがAIを利用した際に、どれほど安全で、人間の意図や価値観に沿って動作するのかを測定するためには、中立的な第三者機関が必要です。Arenaは現在、その役割を担おうとしています」と付け加えています。

この取り組みの一環として、Arenaはランキングに新たなカテゴリーであるアラインメント(人間の意図や価値観との整合性)を追加しました。このカテゴリーでは、許可されていない行動(指示されていない操作を実行すること)、誤った帰属(発言や事実を誤った情報源に帰属させること)、同社が「欺瞞的な完了報告」と呼ぶ行為(実際には完了していないタスクを完了したと偽って報告すること)などの問題に基づいて、AIモデルを評価・ランキングしています。

現在、同社の暫定的なアラインメントランキングでは、OpenAIの複数のモデルが上位を占めており、Claude Opus 5.5とClaude Fableはそれぞれ6位と9位にランクインしています。

TagsAISaaS

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