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防衛テックのAnduril Industries、巡航・弾道・極超音速脅威に対応するモジュール式迎撃ミサイルSteelfinを発表
Anduril Industriesは、巡航ミサイル、弾道ミサイル、極超音速兵器など幅広い航空・ミサイル脅威への対処を目的とする地対空迎撃ミサイル群Steelfinを発表しました。単一の固定設計ではなく、共通の2段式アーキテクチャを基盤に、任務に応じて構成を変更できることが特徴です。有人・無人航空機も対象に含み、低高度から大気圏内の高高度までの防空を想定しています。
Steelfinは、第1段のboosterと第2段のterminal interceptorで構成されます。第1段では要求される射程、性能、発射方式などに応じて異なる固体ロケットモーターを利用できます。第2段では基本となる機体、avionics、ソフトウェア、飛行制御システム、interfaceを共通化しつつ、seekerやmission systemなどを変更できるモジュール設計を採用しました。既存の発射装置、射撃管制、Command and Control(C2)システムとの統合も想定しており、脅威ごとに新しい防空システム全体を構築する必要を減らす狙いです。
部品と製造工程を共通化することで、複数のSteelfin派生型を同一の生産基盤で量産できる設計としています。Andurilは短期的に年間数千発規模の生産を目指しており、すでに代表的な飛翔体を使ったballistic testingを完了し、2027年には飛行試験を開始する計画です。同社は各任務クラスで既存の代表的な迎撃ミサイルより大幅に低いコストを目指すとしていますが、具体的な単価は公表していません。防空需要の増加で高性能迎撃弾の在庫と生産能力が課題となるなか、性能だけでなく生産量と脅威に応じたコスト配分を重視した製品設計となっています。
Anduril Industriesについて
Anduril Industriesとは、2017年にPalmer Luckey、Brian Schimpf、Trae Stephens、Matt Grimm、Joe Chenが共同創業したアメリカの防衛テクノロジー企業で、本社はカリフォルニア州コスタメサにあります。AIや自律制御、センサー、ネットワーク技術を利用した防衛システムを開発しています。中核ソフトウェアLatticeを基盤に、無人航空機、迎撃システム、自律型水中機、巡航ミサイルなどを展開しています。自社で研究開発を先行し、量産可能な完成製品として政府へ提供する開発モデルを特徴とします。先進技術によってアメリカと同盟国の防衛能力を変革することを掲げています。
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