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公共安全ソフトウェアのMark43、Boxと統合しデジタル証拠を事件記録へ直接接続
Mark43は、クラウド型コンテンツ管理を提供するBoxとの統合を発表し、警察などの公共安全機関が扱うデジタル証拠をMark43の事件記録と直接結び付けられるようにしました。ボディカメラ、ドローン、CCTV、写真などの証拠ファイルはRecords Management System(RMS)とは別のシステムで管理されることが多く、捜査担当者が複数システムを行き来して証拠を事件へ関連付ける必要がありました。今回の統合ではMark43を事件情報のsystem of recordとして維持しながら、Boxを証拠ファイルの保存・共有基盤として利用します。
Mark43で事件を開くと、事件番号が付与された対応フォルダーをBox側に自動生成し、捜査担当者はワンクリックで事件記録から関連する証拠へ移動できます。手作業による検索、タグ付け、ファイルと事件番号の関連付けを減らす設計です。機関側は証拠を閲覧、ダウンロード、共有できる利用者を設定でき、司法手続きの中でファイルが移動した履歴をaudit trailとして保持します。外部の検察官や関係者へ共有する場合でも、受信側に追加ライセンスを要求しない構成としています。
両社の基盤はFedRAMPやCriminal Justice Information Services(CJIS)など、米国の政府・刑事司法分野で求められるセキュリティ要件への対応を進めています。Mark43は9月に公共安全データ検索のForceMetricsを買収しており、CAD、RMS、分析に加えて分散したデータや証拠を事件の文脈へ集約する機能を拡張しています。今回のBox連携は、大容量の映像データをMark43自身へ集約するのではなく、既存のコンテンツ基盤と接続しながら捜査ワークフローを一元化するアプローチです。
Mark43について
Mark43とは、2012年にScott Crouch、Florian Mayr、Matt Polegaがハーバード大学在学中のプロジェクトを基に設立したアメリカの公共安全ソフトウェア企業で、本社はニューヨークにあります。主力製品はCAD、RMS、現場向けOnScene、データ分析などを統合したクラウド型Mark43 Platformです。警察、消防、その他の公共安全機関向けに業務基盤を提供しています。現在はBob HughesがCEOを務め、共同創業者3人も経営に関与しています。公共安全機関が時間を節約し、コンプライアンスを維持しながら地域の安全を支えられる技術の提供を掲げています。
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