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宇宙で電力供給を実現する軌道エネルギーインフラのAetherflux、Advisory BoardにMatthew Seafordが就任
Aetherfluxは、Advisory BoardにMatthew Seafordが就任したと発表しました。AetherfluxはRobinhoodの共同創業者であるBaiju Bhattが設立した軌道エネルギーインフラ企業であり、地上と宇宙の双方にエネルギーを供給する「宇宙上の電力グリッド」を構築することを目指しています。同社は、地上向けの電力供給に加え、軌道上で稼働するAIコンピューティング向けの電力供給を最適化する構想を進めています。今回のMatthew Seafordの就任は、Aetherfluxが次の成長段階へ進む重要なタイミングで行われました。特に同社は、2027年第1四半期に初の軌道データセンタープロジェクトを打ち上げる計画を発表しており、宇宙空間での計算インフラ構築を本格化させています。
Matthew Seafordは、半導体投資や国家安全保障関連の技術プログラムにおいて長年の経験を持つ人物です。直近ではCIAのDirectorate of Science and TechnologyのTechnical Directorを務め、米国の情報・防衛ミッションを支える技術プログラムを主導しました。また、米国商務省のCHIPS Program OfficeではPortfolio Management OfficeのDirectorとして、総額390億ドル規模の半導体プロジェクトを統括しました。さらに過去にはCHIPS ProgramのNational Security Advisorや、米国国防総省のDefense Production Act Title III ProgramのDeputy Directorも歴任しています。現在はManufacturing Legislative Services, Inc.のFounder兼CEOとしてテクノロジー企業向けの戦略アドバイザリーを提供するほか、Applied Research Institute (ARI)のSenior VP for National Security Programsも務めています。またApplied Energetics、FemtoMetrix、Akash Systemsなど複数のテクノロジー企業のアドバイザリーボードにも参加しています。
AetherfluxのFounder兼CEOであるBaiju Bhattは、「Matthewは新興技術と国家安全保障の交差点でキャリアを築いてきました。大規模技術プログラムの経験と米国の産業基盤強化に関する知見は、宇宙ベースのエネルギーシステムの実装を加速させるうえで非常に重要です」と述べています。Aetherfluxは、宇宙軌道上で太陽エネルギーを取得し、必要な場所へ送電することで、宇宙初のアメリカ電力グリッドの構築を目指しています。電力は地球へ送るだけでなく、宇宙空間で稼働するコンピューティング設備へ直接供給することも想定されています。同社は、紛争地域など電力供給が困難な環境へのパワービーミングと、地上で建設に5〜8年を要するデータセンターの代替となる軌道AIコンピューティングの2つの主要用途に注力しています。チームにはSpaceX、NASA、Anduril、U.S. Navyなどの出身者が参加しており、Chief Operating Officer / Chief Legal OfficerにはSkaddenのPalo Altoオフィスの元Managing PartnerであるJoseph Yaffeが就任しています。
Matthew Seafordは、「エネルギーとAIインフラは現在大きな転換点にあり、Aetherfluxは宇宙でこれらのシステムが実現できる可能性を切り拓いています。同社は複雑な技術課題を解決しながら、急増するエネルギー需要に対応する技術を開発しています。Baiju Bhattとチームとともに次の成長フェーズに取り組めることを楽しみにしています」とコメントしています。
Aetherfluxについて
Aetherfluxは2024年にBaiju Bhattによって設立された宇宙エネルギーインフラ企業です。Index VenturesやNEAなどの投資家の支援を受けています。同社は人工衛星コンステレーションを展開し、宇宙で太陽エネルギーを収集してAI時代のための軌道コンピューティングネットワークを構築することを目指しています。SpaceX、NASA、Anduril、U.S. Navy出身のエンジニアや専門家が参加し、次世代の宇宙インフラの実現に取り組んでいます。
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