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ESG-as-a-serviceの新興企業YvesBlueが500万ドルの資金を獲得
金融機関向けにESG-as-a-serviceを提供する新興企業YvesBlueが、500万ドルのシード資金を調達しました。この資金調達は、Illuminate Financialが主導し、Aflac Ventures、Tribeca Early Stage Partners、SixThirty、Day One Ventures、Walter Venturesが参加しました。
YvesBlueは、2020年にWascherの前職であるFlat World Partnersからスピンアウトしました。
その仕組みは。YvesBlueのモジュール式ソフトウェアは、ESG慣行の分析と報告を迫られている家族財産事務所、投資銀行、その他の大手金融機関に勤務するポートフォリオマネージャー向けに設計されています。このソフトを利用するには、最低でも年間2万ドル、モジュールを追加すると7万5千ドルから10万ドルの費用がかかります。YvesBlueの顧客は現在12社ほどです、YvesBlueのCEOであるAnna-Marie Wascherは次のように語っています。「ESG技術の市場は昨年、大きく成長した」とのことだが、資金の大半は炭素会計の中で貯蓄されたままだ。モジュールには、アナリストが株主や規制当局の報告書に使用するためのデータの視覚化も含まれる。YvesBlueは現在、公開企業のデータのみを使用しているが、非公開企業のデータを集約するモジュールに取り組んでいる。ここだけの話。YvesBlueはESGのデータブローカーになるつもりはない。その代わりに、データを集約し、企業の取り組みに合わせて分析をカスタマイズする。例えば、二酸化炭素排出量のデータや役員の多様性に関するデータの重み付けは、企業が何を優先させたいかに応じて変えることができる。
結論から言うと 一般的に、年金基金や資産管理会社のような長期投資家にとっては、ポートフォリオのリスクを減らすことが推奨されます。」
元投資銀行員のWascherは、YvesBlueを通じて、それが地球にとって正しいことであり、リターンをもたらすものであることを証明したいと考えています。「15年経って、ESGが投資運用の中心になっているのを見ると、わくわくします。YvesBlueを始めたころは、非営利団体として頑張ってくださいと言われ続けましたが、世界は大きく進歩しました」
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