Startup Portfolio
InsurTechのEasySendが、日本法人を設立し、日本での活動を強化
保険・金融業界のデジタル化を支援するInsurTech企業であるEasySend Ltd.は、日本法人EasySend合同会社を東京に設立しました。EasySendは、日本における事業開発ディレクターに山下和代を迎え、グローバル市場での知見や経験を活かしながら、プライバシーデータやセキュリティなど日本の法律や市場ニーズに対応し、日本における顧客基盤やパートナー企業をさらに拡大し、保険会社や銀行など日本の金融業界のデジタル化を推進します。
保険・金融業界では、デジタル化の重要性が広く認識されており、ビジネスプロセスの簡素化、高速化、自動化を実現する戦略がとられています。また、Covid19に牽引され、非対面チャネルの強化や、紙やPDFでの各種帳票、契約処理、支払請求などの事務手続きのデジタル化・自動化が急速に進んでいます。EasySendは、こうした保険会社や金融機関のニーズに応え、プログラミングの専門知識を必要としないノーコード開発プラットフォームを提供します。特に、EasySendは、顧客データの取り込みを効率化し、これまで紙のフォームが必要だったワークフローを短期間かつ低コストでWebフォームやワークフローに自動化することでデジタル化を支援します。EasySendのプラットフォームは、すでに欧州、米国、イスラエルで数十社の保険会社や銀行が導入しています。日本では、SOMPO、トッパン・フォームズ株式会社、株式会社日立製作所、株式会社日立製作所が導入しています。また、トッパン・フォームズ株式会社が販売代理店契約を締結しています。
EasySendのプラットフォームは、システム開発者でなくても、ドラッグ&ドロップによる直感的な操作と簡単な設定により、迅速かつ容易にシステムを開発することができ、企業が5年かけて進めるデジタルトランスフォーメーション計画をわずか3カ月に短縮、サービス提供を迅速化、システム開発・運用コストの削減、顧客サービスの向上につながり、その結果として収益の向上が期待されます。また、クラウドベースのノーコードビルダーを活用し、サードパーティとの連携、分析により、多様化・複雑化する顧客ニーズに対応し、競合他社との競争優位性を高めています。EasySendは、Salesforce CRMと接続し、フィールドの事前入力、電子署名の収集、ジャーニーの開始、結果の最適化を行うことも可能です。企業はウェブサイト、電子メール、SMS、CRMを通じてデジタルプロセスを開始することができ、顧客は場所や時間を問わずあらゆるデバイスからプロセスを開始することができます。EasySendのプラットフォームは、日本および国際標準に準拠した厳格なセキュリティ対策により、個人および企業情報を安全に保護します。
EasySend社のCEOであるTal Daskalは、次のように述べています。「重要な日本市場におけるEasySend社のプレゼンス確立により、日本の保険会社や金融機関を含む多くの企業と関係を構築することができます。EasySendは、保険・金融業界におけるデジタル化の専門家です。EasySendは、販売サイクルを短縮し、手作業を減らし、ブランドロイヤリティを向上させます。」
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