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2022/09/24

Startup Portfolio

CPO向けデータ分析プラットフォームの"Knoetic"がSeries Bで$36Mを調達

Knoeticは、EQT Venturesがリードし、AccelとMenlo Venturesが参加したSeries Bで$36Mを調達しました。また、Bill.com、Zapier、Box、CalmのCPOを含む200人以上のエンジェル投資家が出資しています。
 

Knoeticは、人事システムと統合し、CPOが分析を行い、レポートを自動生成することができます。また、プラットフォームが離職率の問題を特定した場合、従業員の定着率を高める方法などの推奨事項を提供することもできます。
 

この10年間で、いわゆる最高人事責任者 (CPO: Cheif People Officer)は、その日常的な責任を飛躍的に拡大させてきました。特に、パンデミックによって、危機的状況下での人材維持、スキルアップ、採用の重要性にスポットライトが当てられたことで、この役割は、管理的な人事機能からより戦略的なポジションへと進化しました。LinkedInによると、CPOは3番目に急成長しているCレベルのポジションであり、CPOはデータ分析へのアプローチという点でセールス、マーケティング、カスタマー担当エグゼクティブに遅れをとっていることが多いようです。
 

Knoeticのプラットフォームは、人事情報システム、応募者追跡システム、パフォーマンスおよび学習管理アプリと統合でき、組織全体の傾向を表面化します。ある時期、Knoeticは機械学習モデルを模索し、離職や離職の要因、成功した社員や昇進の早い社員、部署の成功の中心となる社員を予測することができます。
 

Knoeticの顧客は、CPOHQというフォーラムにもアクセスでき、予算計画や移民政策などの人事特有のトピックをオンラインや対面でのディナー、ワークショップ、サミットで議論することができます。CPOHQでは、2,000人を超えるCPOのコミュニティから寄せられたベストプラクティスやプレイブックを掲載したドキュメントも公開しています。
 

Knoeticは、Credit Karma、Calm、Checkr、Mural、Synkを顧客に持ち、前年比500%の成長を遂げたといいます。


Knoeticはまた、不況下でもHRテクノロジーは安全な賭けであるという認識から利益を得る立場にあります。WorkTechのデータによると、2022年上半期のVC投資は、2021年に記録した$17.9Bを超える勢いであり、第2四半期は$4.5Bの投資でHRセクターにとって過去4番目に大きい四半期となりました。

 

TagsHRTech

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