LooksRareとMoonPayが戦略的パートナーシップを締結し、暗号通貨の迅速な購入を可能にすることを発表

暗号資産の決済インフラに特化したWeb3金融技術企業であるMoonPayは、イーサリアムネットワークベースのNFTマーケットプレイスであるLooksRareと戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。発表によると、LooksRareはMoonPayの決済インフラを通じて、LOOKS、ETH、wETHなどの暗号資産を売買できるようになるとのことです。将来的には、MoonPayの業界初のソリューションである「NFT Checkout」と呼ばれるクレジットカードで誰もがNFTを購入できるように統合する予定です。

LooksRareは、昨年、マーケットプレイスを立ち上げてから1週間で10億ドルを超えるNFTの売上を記録し、暗号コミュニティーの注目を集めました。マーケティング戦略として、同社は2021年後半に3Ethers以上を消費した任意のOpenSea - 大手NFTマーケットプレイス - ユーザーにネイティブトークンLOOKSをエアドロップしました。さらに、NFTトレーダーに魅力的なインセンティブを提供し、短期間で膨大な取引量を集めました。「NFT Checkoutの統合により、LooksRareのユーザーはデビットカードやクレジットカードを使って簡単にNFTを購入できるようになり、暗号通貨を最初に取得する必要がなくなります。これにより、購入プロセスが簡素化され、より多くの顧客層にマーケットプレイスを開放することができます」とMoonPayは述べています。

MoonPayは、自社の決済ネットワークでより多くのWeb3ユーザーを獲得することで、LooksRareと相互に利益を得ることができると期待されています。さらに、Web3ユーザーの増加は、同社の将来の収益増につながります。

MoonPayのシニアビジネスディベロップメントマネージャーであるOliver Jeffcott氏はプレスリリースで、次のように述べています。「MoonPayは設立当初から、Web3コミュニティへのアクセスとユーザビリティを向上させるプラットフォームでありたいと考えており、このパートナーシップはそのビジョンを推進するための新たなステップです。」

Web3業界は、世界中で主流となりつつあるため、今後数年で飛躍的に成長することが予想されます。機関投資家や個人トレーダーは、よく管理されたWeb3プロジェクトを通じて、投資ポートフォリオを暗号市場に露出させたいと考えています。さらに、ビットコインとイーサリアムに代表される暗号資産は、市場の株式や貴金属を含む他の投資資産を凌駕しています。そのため、LooksRareとMoonPayの提携は、前者のネイティブトークンである$LOOKSがより多くのトレーダーの注目を集めることにつながります。LooksRareの統治トークンは総供給量が10億で、約0.252ドルで取引されています。時価総額は約118,337,405ドルで、LOOKSは次の暗号強気市場の間にトップパフォーマーの1つになることが期待されます。また、注目すべきは、MoonPayは最近、BitPay、Uniswap、TRLab NFTs、ブラジルのサッカークラブFlamengoなどとのパートナーシップを含むいくつかの高プロファイルのパートナーシップを締結していることです。