Zip、Stripeと米国で戦略的パートナーシップを発表し市場成長を加速

デジタル金融サービス企業であるZip（ASX: ZIP）は、米国のStripeを利用する加盟店向けの支払い方法としてZipを統合することを発表しました。新しい統合により、対象となる加盟店は、ワンクリックでZipを支払い方法として有効にでき、新規顧客の獲得やコンバージョン率、カゴのサイズの増加に貢献します。Zipは昨年、オーストラリアでStripeと提携しており、今回の発表は米国の加盟店にもそのパートナーシップを拡大するものです。

Zipは、米国、オーストラリア、ニュージーランドで600万人のアクティブな顧客と79,000を超える加盟店を持ち、毎日の支出管理やキャッシュフロー管理、予算編成、予期しない出費の対応など、金融包摂の促進に努めています。

BNPL（後払い決済）が主流の支払いオプションとして確立されており、Zipの革新的で包括的なアプローチは、小売経済へのアクセスを革命的に変えています。その独自のアルゴリズムにより、より広範な層がクレジットにアクセスでき、新しい顧客層をブランドに引き込み、従来の金融機関に長く見過ごされてきたニーズにも対応します。

Zipの最高商務責任者であるGeorge Eliopoulos氏は、「Zipの目標は、顧客に透明で柔軟なクレジットソリューションを提供し、加盟店に新しい意欲的な顧客層へのアクセスを提供することです。Stripeとの戦略的パートナーシップはオーストラリアで強力な成果を上げており、米国での成功を再現できることを楽しみにしています」と述べています。

Stripeの最適化されたチェックアウトインターフェース（Payment ElementやCheckout）を活用する加盟店は、Stripeのダッシュボードからコード不要でZipを導入できます。Zipは、今年後半に一般提供が予定されている米国の加盟店に加え、現在オーストラリアの加盟店向けに利用可能です。