Startup Portfolio
ドイツ発で陸・空・海向けの無人システムを開発する"Quantum Systems"がSeries Dで$1.2Bを調達し評価額は約$8Bに拡大
Quantum Systemsは、Blackstone、Noteus、Airbus、Adventが共同リードし、Bond、Fidelity Management and Research Company、Balderton、HV Capitalが参加したSeries Dで$1.2Bを調達し、ポストマネー評価額は約$8Bとなりました。これは2025年12月にBaldertonがリードしたSeries Cでの評価額$3Bから再び大きく拡大したことになります。
ドイツ発で陸・空・海向けの無人システムを開発するQuantum Systemsは、航空自律、防衛AI、センサー統合プラットフォーム、UAV製造にわたる持続的かつ分散型の投資が進むエコシステムの中で事業を展開しています。
「防衛の未来は、異なる領域をまたいでリアルタイムに連携しながら運用できる自律システムによって定義されるでしょう。Quantum Systemsでは、防衛産業の常識を覆す可能性を持つ次世代のネオ・プライム企業を構築しています。」とQuantum Systemsのco-CEO兼共同創業者であるFlorian Seibelは述べました。
また、同社はすでに黒字化していることも明らかにしました。
今回調達した資金は、生産能力の拡大、サプライチェーンの強靭化、同盟国市場における供給体制の拡大、ならびにソフトウェアおよびAI機能への継続的な投資に充てられる予定です。
防衛テック企業は今年これまでに過去最高となる$17.4Bを調達しており、2025年の年間調達額$11.2Bを大きく上回っています。
今年の大型資金調達の多くは米国のスタートアップによるものです。Andurilは5月に$5Bを調達し、Saronic TechnologiesとShield AIはそれぞれ3月に$1.8B、$2Bを調達しました。
欧州では5月にHelsingが評価額$18Bで$1.2Bを調達する見込みであると報じられています。また、Starkは6月にSequoia CapitalおよびPeter ThielのFounders Fundがリードする資金調達ラウンドで€500M($572M)を調達しました。
「欧州の防衛市場では構造的な変化が起きており、それが業界の発展と先端技術の導入を支えるための資本需要を大きく押し上げています」とBlackstoneのSenior Managing DirectorであるDavid Kadenは述べました。
Quantum Systemsのシステムは、ウクライナで実戦配備されており、2025年には同国内で19,000件を超えるミッションを遂行しました。また、同社はドイツ、ウクライナ、米国、オーストラリア、ルーマニア、英国、およびバルト諸国へと生産拠点を拡大しています。
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