2026/08/05
Startup Portfolio
業務自動化AIのKognitos、企業固有の会計ルールを決定論的に実行するContext Graph for Financeを発表
Kognitosは、企業の財務・会計業務向けに「Context Graph for Finance」を発表しました。企業固有の財務構造や承認ルールを、専門AIエージェントが利用できるグラフとして表現し、まず買掛金管理業務から提供します。
グラフには、取引先、請求書、総勘定元帳の勘定科目、コストセンター、承認階層、社内規程、統制基準と、それらの関係を記録します。AIエージェントの処理は企業が承認したルールに基づいて決定論的に実行され、各判断と操作について追跡可能な監査証跡を生成します。
一般的な大規模言語モデルは確率的に回答を生成するため、支払いや仕訳など誤りを許容しにくい業務への適用には課題があります。Kognitosは、自然言語理解と記号的なルール実行を分離することで、財務AIを支援ツールから統制された実行基盤へ移行させようとしています。
Kognitosについて
Kognitosとは、2020年にBinny Gillが設立した、米国カリフォルニア州サンノゼ拠点の業務自動化AI企業です。自然言語で業務ルールを記述し、そのまま実行できるニューロシンボリックAI基盤を提供しています。主力技術は「English as Code」と特許取得済みのProcess Refinement Engineです。財務、調達、供給網、ITなど、監査性が重要な業務を対象としています。専門的なコードを書かずに、企業が統制可能な自動化を構築できる環境を広げることを目指しています。
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