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防衛AIのHelsing、楽天と提携し日本の陸上自衛隊が攻撃型ドローン「HX-2」を実証試験
欧州の防衛AI企業Helsingは楽天グループを日本市場のパートナーとして活用し、同社の無人システムを陸上自衛隊へ導入するための協議を進めています。陸上自衛隊は現在、Helsingが開発する攻撃型無人機「HX-2」を実地試験しており、試験は2026年9月末まで続く予定です。
Helsingは2026年初め、日本政府による同社システムの利用について初期合意を締結していました。楽天は日本の複雑な防衛調達制度や政府機関とのコミュニケーションを支援し、Helsingと自衛隊の間をつなぐ役割を担います。楽天はこれまでにも、ウクライナ企業SwarmerがAIで複数ドローンを制御する技術を日本で実証する際に支援した実績があります。
日本では防衛費の拡大や防衛産業へのスタートアップ参入促進が進んでいますが、海外の防衛Tech企業にとって政府調達へのアクセスは依然として参入障壁となっています。楽天のような国内大手企業が橋渡し役となれば、欧米の防衛スタートアップが日本市場へ参入する新たなチャネルになる可能性があります。Helsingにとっても、欧州・ウクライナ中心だった事業をアジアの主要防衛市場へ広げる重要な案件となります。
Helsingについて
Helsingは、2021年に設立されたドイツ・ミュンヘン拠点の防衛テクノロジー企業です。当初は戦場データを解析するAIソフトウェアを中心に開発し、その後、自律型攻撃ドローン、水中監視、軍用航空機向けAIなどへ事業を拡大しました。欧州各国の政府や防衛企業と契約し、ドイツ政府の支援を受けてウクライナへのドローン供給にも関与しています。ソフトウェアと自律システムを組み合わせた欧州有数のDefense Tech企業です。
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