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AIエージェント基盤のDatabricks、複数エージェントを統治するオープンソースの「Omnigent」を公開
データ&AI大手のDatabricksは、複数のAIエージェントを束ねて制御するオープンソースの基盤「Omnigent」を公開しました。OmnigentはClaude CodeやCodex、Piといった既存のエージェント実行環境(ハーネス)の上位に位置し、それぞれを共通のインターフェースで扱える交換可能な部品として束ねる「メタハーネス」として機能します。Apache 2.0ライセンスのもと、アルファ版として提供されます。
最大の特徴は、プロンプトに依存せず、オーケストレーション層そのものでステートフルな統治ポリシーを強制できる点です。たとえば、npmの依存関係を取得した直後のgit pushを差し止めて人による承認を求めたり、累計のLLM利用コストが一定額に達した時点で処理を一時停止したりといった制御を、実行時の状態に基づいて行えます。OS層のサンドボックスによってネットワーク要求を遮断・変換し、機微な情報の流出を防ぐ仕組みも備えています。
Databricksは、5,000人規模のエンジニア組織でコーディングエージェントを運用してきた経験から、複数のエージェントを協調させる本番運用のパターンが繰り返し現れることに着目し、この基盤を開発したとしています。チームでのURL共有による実時間の共同作業にも対応しており、エンジニアがClaude CodeからCodexへ切り替える際の作業を、設定ファイルの一行の変更で済ませられるようにする狙いがあります。
Databricksについて
Databricksは、米国を拠点とするデータ&AIプラットフォームの大手で、データ分析基盤「レイクハウス」を中核に、企業のデータ活用とAI開発を支えています。近年は生成AIやエージェント領域への取り組みを加速しており、本番運用に耐えるエージェント基盤やガバナンスの整備に力を入れています。今回のOmnigentは、乱立するエージェント環境を横断的に統治しようとする同社の方向性を象徴する取り組みです。
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