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イスラエルの高性能通信システム向けチップセットを開発する"Xsight Labs"がSeries Eで評価額$2.8Bで$300M超を調達
Xsight Labsは、Fidelity Management&Research Companyがリードし、Battery Ventures、Intel Capital、T.Rowe Price、Valor Equity Partners、M12などが参加したSeries Eで評価額$2.8Bで$300M超を調達しました。同社の企業価値は、2021年の資金調達ラウンド時の評価額$500Mから5倍超へと急上昇しました。
設立以来、Xsight Labsは4回の資金調達を通じて累計$450M超を調達しています。最初のラウンドはAvigdor Willenzがリードし、第2ラウンドはIntelとMicrosoftがリードしました。2020年に完了した第3ラウンドでは$50M超を調達し、Intelがリードしました。
2017年に設立されたイスラエルの高性能通信システム向けチップセットを開発するXsight Labsは、AI業界が直面する最大の課題の一つである、先進データセンター内でサーバー、メモリーシステム、ネットワーク間を流れる膨大なデータを効率的に転送するという課題の解決を目指しています。
Xsight Labsの製品には、超高速でネットワークトラフィックを処理しながら消費電力を削減するE1 Data Processing Unit (DPU)と、ハードウェアの世代交代を待つことなくソフトウェアによってネットワーク機能を変更できるX2プログラマブルEthernet Switchがあります。E1 DPUとX2 Ethernet Switchは、SpaceXのStarlinkを含む複数の世界的ネットワーク事業者の次世代インフラ向けに採用されており、さらにTier1ハイパースケーラーでも評価が進められています。
同社の最大の技術的差別化要因は、オープンかつプログラマブルなアーキテクチャにあります。独自仕様のシステムに依存する従来型ネットワークソリューションとは異なり、Xsight LabsのチップはLinuxやSONiCを含む標準的なソフトウェア環境で動作します。そのため、顧客は変化するワークロードに応じて柔軟にインフラを最適化できます。
同社によると、E1チップは毎秒800ギガビットのネットワークトラフィックを処理しながら、毎秒数百万件の接続を処理できます。また、X2 Switchは毎秒12.8テラビットのプログラマブルスイッチング性能を提供します。両製品とも、AIインフラにおける電力消費の増大という課題への対応を目的として設計されています。
Xsight Labsは2017年にGuy Koren、Erez Sheizaf、Gal Malachによって設立されました。3名はいずれもEZchipの元社員です。EZchipはイスラエルのネットワークプロセッサ企業であり、2016年にMellanoxへ$811Mで買収されました。
今回の資金調達は、近年技術開発と事業拡大を進めてきたXsight Labsにとって大きな前進となります。同社は調達資金を活用し、次世代SwitchとDPUの開発加速、イスラエル、米国、欧州、アジアにおけるエンジニアリングおよびカスタマーサポート体制の拡充、大規模顧客への提供に対応する製造・サプライチェーン体制の強化を進める計画です。
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