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RegTechのShield、Microsoft 365 Copilotと画像コンテンツへ監視範囲を拡張しAI生成記録をコンプライアンス対象に
金融サービス向けのコミュニケーション監視プラットフォームを手がけるShieldは、監視の範囲をMicrosoft 365 Copilotとのやり取りや画像ベースのコンテンツにまで広げたと発表しました。これにより、急速に拡大していた二つのコンプライアンスの死角を能動的な監視の対象に取り込みます。Microsoft 365 Copilotは金融サービスの業務に深く浸透している一方で、多くの企業では従業員のプロンプトやAIの応答が監視や記録の枠組みの外に置かれていました。
規制当局は市場の追随を待ってはいません。米国のFINRA規則4511などは、記録保存の義務がチャネルや形式を問わず業務上のコミュニケーション全般に及ぶことを明確にしており、英国やEUの関連規制でも同様の期待が示されています。Shieldは、業務上重要なものをすべて捉えるという監視の原則は変わらないものの、「何が重要か」が変化していると指摘し、AIを介した会話や画像コンテンツが日常業務の一部になっていることへの対応だと説明しています。
今回の機能拡張では、Microsoft 365 Copilot向けのネイティブな接続機能に加え、画像から文字を抽出するOCR(光学文字認識)が追加されました。PNGやJPEG、PDF画像などの一般的な形式に対応し、手書きや低解像度、傾いた画像にも対応するとされています。実際の早期導入の検証では、長く検知を逃れていた取引シグナルを含む画像が発見された例も報告されており、見えないところに潜むリスクを可視化する狙いがあります。
Shieldについて
Shieldは、金融サービス業界向けにコミュニケーション監視とコンプライアンスの基盤を提供する企業です。メールやチャット、ソーシャル、テキスト、音声など多様なチャネルを横断して、市場操作や不正行為などのリスクを検知し、記録の保存や監督、eディスカバリーを支援します。AIや自然言語処理を活用した分析により、膨大なアラートの中から本当に重要なものを絞り込み、規制対応の効率化を後押ししています。
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