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生成AIのAnthropic、Metaから最大100億ドル規模の計算能力借り受けを協議中と報道
AnthropicがMetaから計算能力を借り受ける契約について協議していると、The New York Timesが関係者の話として報じました。契約規模は2年間で最大100億ドルに達する可能性があり、Anthropicが月次でMetaに支払いを行う構造が検討されているとされます。CNBCも初期段階の協議が行われていることを確認しており、提案はAnthropic側から持ちかけられたと伝えられています。
報道によれば、双方は期間満了前に契約を終了できる選択肢を持つ方向で、条件はなお流動的です。Metaは年間最大1,450億ドル規模とされる設備投資でAIデータセンターを大規模に建設しており、余剰の計算能力を外部のAI企業に貸し出すことで、広告に依存した収益構造を多角化する狙いがあるとみられます。実現すれば、MetaはCoreWeaveやNebiusといった専業のAIクラウド事業者と競合する新事業に踏み出すことになり、元Amazon Web Services幹部のDave Brown氏の入社も報じられるなど、クラウド事業参入の布石が相次いでいます。
Anthropicは、SpaceXのデータセンターの計算能力を借り受ける総額450億ドル規模とも報じられる契約を結んだばかりで、GoogleやAmazonに加えて計算資源の調達先を広げ続けています。自社でLlamaを開発しClaudeと競合するMetaが、同時にAnthropicのインフラ供給者になり得るという構図は、計算資源の不足を背景にAI業界の競争の境界線が溶けつつあることを象徴しています。協議はごく初期の段階であり、合意に至るかは不透明です。
Anthropicについて
Anthropicとは、2021年に設立された米国サンフランシスコ本社のAI企業です。OpenAI出身のDario Amodei氏とDaniela Amodei氏らが創業しました。主力製品は大規模言語モデル「Claude」シリーズで、個人向けアプリから企業向けAIエージェント、開発者向けAPIまで幅広く提供しています。AIの安全性研究を開発の中核に据え、安全性と性能を両立させる姿勢が独自の強みです。同社はAIが人類に長期的な利益をもたらすことをミッションに掲げています。
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