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2025/05/10

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クラウドBIのSigma、新CMOにFred Studer氏を迎え、AI機能強化へ

クラウドベースの分析プラットフォームを提供するSigmaは、新たな最高マーケティング責任者(CMO)としてFred Studer氏を任命しました。Sigmaは現在、自然言語を利用した生成AIインターフェース「Ask Sigma」をはじめ、高度なプラットフォーム機能の拡充を進めています。Studer氏は、このマーケティング活動を牽引することになります。

Fred Studer氏は30年にわたり、企業と顧客のコミュニケーションを人間的かつ効果的なものにするマーケティング手法を開拓してきました。これまでにPowerSchool Holdings、TIBCO、Certinia(旧FinancialForce)、Gigamon、NetSuiteなどの有力テクノロジー企業でCMOを歴任しており、豊富な実績を持つ人物です。

 

SigmaのCEOであるMike Palmer氏は、「Sigmaは企業ユーザーが誰でも使えるセルフサービス分析を実現しました。データアプリを通じて生産性向上を支援し、さらに自然言語、洗練された機械学習、データ探索機能を全社員が簡単に利用できる環境を提供しています。Studer氏は、Sigmaの特長を明確に伝える戦略的コミュニケーションの専門家であり、彼が当社の成長を次の段階へ導くことを期待しています」と述べています。

Studer氏は「Sigmaのような企業に参加できる機会はめったにありません。特にAIや組み込み分析の分野におけるイノベーションスピードは他社にないものです。Sigmaの透明性と信頼性へのコミットメントは際立っています。企業はAIによる意思決定の根拠を可視化できるため、根本的なビジネスの変革につながります」と語っています。

 

Sigmaは2025年5月20日に、新しいデータ製品の構築方法、AIの製品への組み込み、機械学習を透明かつ制御可能な形で運用するための新機能を発表する予定です。また、Studer氏は6月に開催されるSnowflake Summit 25およびDatabricks Data + AI Summitに出席し、顧客や業界リーダーとの対話を進めていきます。

 

Sigmaについて
Sigmaはクラウド環境向けのビジネスインテリジェンス(BI)プラットフォームを提供する企業です。Excelのような使い慣れたインターフェースで、ビジネスユーザーから技術ユーザーまで幅広く利用でき、クラウド上のデータウェアハウスに直接クエリを実行することで、非常に高速で安全な分析を実現しています。Sigmaはまた業界初のデータ書き戻し(writeback)機能を提供し、AIや組み込み分析分野で市場をリードしています。

 

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