Startup Portfolio
Zencity社が3,000万ドルを調達、急成長の中で新製品を計画
Zencity社は、政府が住民とのコミュニケーションを維持する方法を模索している中、パンデミックの間に顧客数を2倍以上に増やしました。現在、Zencityは新たな調査製品の開発を計画しています。急成長を遂げた政府向けソリューションを開発するハイテク企業Zencityが、3,000万ドルの投資ラウンドを実施しました。今回の資金調達は、これまでの支援者によるもので、同社の資金調達総額は5,100万ドルに達しました。後援者には、TLV Partners、Vertex Ventures Israel、Canaan Partners Israelのほか、ハイテク大手のMicrosoftとSalesforceの投資部門が名を連ねています。今回の資金調達により、ソフトウェアを強化するために、より多くの人材を雇用し製品を倍増する計画です。
ソーシャルメディアや世論調査を通じて、政府が国民の感情を分析するためのソフトウェアを作っている同社は、パンデミックの際に公共部門が情報を必要としたことで恩恵を受けました。保健省や経済開発チームなどの地方自治体の担当者は、事業の制限やCOVID-19の発生に対応するために奔走していましたが、そのような変化が地域社会でどのように展開されているのかをより深く理解するために、Zencityのような企業に注目したのです。その結果、Zencityの顧客数は約100社から220社へと2倍以上に増え、収益も3倍になり、オーストラリアとイギリスの市場にも参入しました。さらに、3月にElucd社を買収したことで、住民に直接アンケートを取る機能を追加しました。同社はすでにElucd社のソフトウェアを自社のソフトウェアに統合し、顧客が両方を最大限に活用できるような機能を追加し始めています。例えば、代理店が定期的にアンケートを実施して意見の変化を記録した場合、Zencityはそのトピックに関するソーシャルメディアの投稿を取り込み、ユーザーにその理由についての情報を提供することができます。
ZencityのCEOであるEyal Feder-Levy氏は、次のように述べています。「Elucdの顧客のほぼ全員が、ElucdとZencityの両方を利用しており、Zencityの顧客のうち10数社は、すでにElucdの機能を利用しています。何よりもまず、多くのお客様が、オーガニックな入力とプロアクティブな入力を組み合わせることで、全体としてより大きな効果が得られるという考え方に賛同してくださっています。私にとって、これは大きな自信の表れでした。彼らは当社のことを最もよく知っている人たちです。彼らは当社のすべての取締役会に出席し、良いことも悪いことも知っています。"そして、彼らがこのような重要なラウンドをリードしてくれたという事実は、非常に謙虚な自信の表れだったのです。今回の資金調達で行うことは、製品を倍増することと、コミュニティからのフィードバックを収集するための機能と、地方自治体のパートナーが何百、何千、何百万ものフィードバックポイントから意味を見いだせるような方法で分析するための機能の両方を構築するために、多くの投資を行うことです。今後数カ月のうちに、合併前は主に法執行機関向けに提供していたElucdのコンセプトを、地方自治体のより多くの分野に適用するための新製品を発表する予定です。ここ数カ月は、同じ技術をより一般的な都市のユースケースに一般化し、より一般的な都市管理や地方自治体のトピックに関する定期的な調査で継続的な満足度を測定することに取り組んでいます。」
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