Startup Portfolio
FundGuardが、AI対応のSaaSマルチアセットクラス投資運用システムを提供
サイバー防衛部隊のベテラン集団によって設立されたイスラエルのフィンテックスタートアップFundGuardは、AI対応のSaaSマルチアセットクラス投資運用およびアセットサービシングエンタープライズプラットフォームを提供しています。同社はシリーズCで1億ドルの資金調達を行い、これまでに総額1億5,000万ドル以上を調達しました。マルチアセットクラス投資は、さまざまな資産クラスを1つのポートフォリオに組み入れるアプローチです。資産クラスには、株式、債券、不動産、商品、キャッシュ同等物が含まれます。マルチアセットクラス投資の目的は、分散投資によるリスク低減にあります。様々な資産クラスに投資することで、ある特定の資産クラスの損失からインベスターを守ることができます。例えば、株式市場が下落した場合も、債券保有分の価値が上がれば、損失の一部を相殺できます。マルチアセットクラスへの投資方法は複数あります。インベスターは個別の株式、債券、その他の資産に直接投資してポートフォリオを構築できますし、さまざまな資産クラスに投資する投資信託やETF(上場投資信託)に投資することもできます。
2018年にLior Yogev(CEO)、Yaniv Zecharya(CTO)、Uri Katz(VP R&D)の3人のイスラエル国防軍サイバーインテリジェンス部隊8200のベテランによって設立されたFundGuardは、AIを活用した次世代SaaSの投資運用・管理プラットフォームです。FundGuardは、運用会社や基金管理者がミューチュアルファンド、ETF、ヘッジファンド、保険商品、年金基金を管理できるよう支援し、デジタルトランスフォーメーション、オペレーション自動化、AI分析、レジリエンス、クラウド移行をサポートします。CitiやState Street Corp、Blumberg Capital、LionBird Ventures、Team8 Capitalなどのベンチャーキャピタル、Heidi Miller、Jack Klinck、Jay Mandelbaum他の業界エグゼクティブらがFundGuardに出資しています。
FundGuardのCEOである共同創業者のLior Yogevは「FundGuardは投資と基金会計の未来を形作っています。今回の大型調達ラウンドは、業界からの継続的な支援、当社製品の価値に対する投資家からの信頼、そして私たちの経営陣と戦略的ロードマップへの信頼の表れです」と述べています。
FundGuardの社長であるJohn Lehnerは、「新規投資家との提携を喜んでいます。彼らの支援とパートナーシップ、そして既存投資家と優秀なチームの尽力により、FundGuardは更なる成長と市場拡大に向けて前進できる立場にあります」と語っています。
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