Startup Portfolio
SafeBaseがシリーズBで3,300万ドルを調達、セキュリティレビューの負担軽減に向けたビジョンを加速
セキュリティレビューの負担を軽減するリーディングのトラストセンタープラットフォームを開発するSafeBaseは、シリーズBで3,300万ドルの資金調達を実施したと発表しました。今回の調達で同社の総調達額は5,000万ドルを超え、リードインベスターはTouring Capitalで、戦略的投資家のZoom Venturesも参加しています。NEA(New Enterprise Associates)、Y Combinator、Comcast Ventures、Cerca Partnersなどの既存投資家と、元Salesforce最高信頼責任者のJim Alkoveなど著名なサイバーセキュリティ経営者も参加しています。
ソフトウェア購入者は、潜在的ベンダーの詳細なリスク評価を求められるようになり、これらのベンダーを安全で信頼できるビジネスパートナーとして示す圧力が高まっています。従来、このようなセキュリティレビューは、販売サイクルを遅らせ、買い手とベンダーの信頼関係を損なう、負担の多いプロセスに悩まされてきました。SafeBaseは、セキュリティレビューをより良いものにできると考えています。透明性を核とするSafeBaseのトラストセンタープラットフォームは、トラスト管理の中央集中化と自動化のアプローチを提供します。Abnormal Security、Amplitude、Asana、Axonius、ClickUp、Datadog、Gigamon、GitLab、Jamf、LinkedIn、Plaid、Postman、Rampなど、世界で最もレビューされている企業の一部がSafeBaseのトラストセンターを利用し、顧客の信頼を構築・維持しています。
SafeBase CEOのAl Yangは次のように述べています。「現在の買い手向けセキュリティレビューのアプローチは破綻しています。セキュリティを不透明にする時代に別れを告げ、買い手が障壁なしに潜在的ベンダーのセキュリティとトラストの姿勢を理解できるようにする時代です。投資家が私たちのビジョン、つまりセキュリティと第三者リスク評価をリアルタイムかつ無負担で行える世界を実現することに賛同してくれたことを喜んでいます。この投資により、トラストエコシステム全体でプラットフォームを構築し、第三者リスクの未来を変革できるようになります。」
このシリーズBの調達は、SafeBaseの急成長期に続くものです。2023年にSafeBaseは収益の指数関数的な成長を遂げ、現在700社以上の顧客を抱え、粗利益維持率は98%です。RSACイノベーションサンドボックスのファイナリストに選ばれ、フォーチュン誌のCyber60にも選出されました。また、同社の主力製品であるトラストセンターの閲覧数が200万件を超えました。さらに、セキュリティ質問票への人的作業時間とエラーを大幅に削減するカテゴリーリーディングのAI製品など、新製品の発表も行いました。
Touring Capital共同創業者兼ジェネラルパートナーのPriya Saiprasadは「セキュリティは単なる要件ではなく、成功への戦略的な必須条件となっています。従来のセキュリティレビュープロセスは、顧客の透明性を阻害し、販売サイクルを遅らせ、買い手の体験を損なう障壁となりがちです。SafeBaseは単にセキュリティレビュープロセスを再構築しているだけでなく、業界の新たな基準を設定する製品でトラストセンター市場をリードしています。多くの著名企業に選ばれるGo-Toプラットフォームとして、SafeBaseは企業がトラストとセキュリティの姿勢を示す方法を再定義しています。これはLinkedInが職歴の決定版となっているのと同様です。SafeBaseが卓越したビジョンを実現するにあたり、パートナーとして支援できることを喜んでいます。」
SafeBaseのトラストセンタープラットフォームにより、企業は自社のセキュリティとトラストの姿勢を伝えながら、機密文書、社内データ、その他の主要セキュリティ情報へのアクセスを自動化できます。同社の主力製品であるトラストセンターとAI質問支援製品は、セキュリティ、GRC、収益チームが時間のかかる質問票の必要性を大幅に削減し、より良い購買体験を提供し、販売速度を加速し、セキュリティを収益の原動力と位置付けられるよう支援することで、面倒なセキュリティレビュープロセスの負担を軽減します。
SafeBaseについて
SafeBaseは、セキュリティレビューの負担を軽減するリーディングのトラストセンタープラットフォームです。エンタープライズグレードのトラストセンターにより、セキュリティレビュープロセスを自動化し、企業がセキュリティとトラストの姿勢を伝える方法を変革します。
関連ニュース
SafeBase に興味がありますか?
最新ニュース
「SusHi Tech Tokyo 2025」に弊社 秋元 Co-Founder & General Partnerが登壇
2025/05/09
精度・速度・コスト予測性を重視したタスク特化型言語モデル「TLMs」を開発する"Fastino AI"がSeedで$17.5Mを調達
2025/05/08
「SusHi Tech Tokyo 2025」に弊社 土佐林 Co-Founder & General Partnerが登壇
2025/05/08
GrubhubおよびBlue Apronを傘下に持つFood Techの"Wonder Group"がSeries Dで$600Mを調達
2025/05/07
防衛、緊急サービス、産業向けのAI搭載自律型ドローンシステムを提供する"Quantum Systems"が€160Mを調達
2025/05/07