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次世代オンコロジーのAvenzo Therapeutics、選択的CDK4阻害剤「AVZO-023」の第1/2相臨床試験を開始
次世代がん治療の開発を進めるバイオテクノロジー企業Avenzo Therapeutics(アベンゾ・セラピューティクス)は、新規の選択的CDK4阻害剤であるAVZO-023の第1/2相臨床試験を開始しました。試験対象は進行または転移性のホルモン受容体陽性(HR+)かつHER2陰性(HER2-)乳がん患者および一部の進行性固形がん患者です。ダナファーバーがん研究所のがん治療イノベーションセンターのクリニカルディレクターであるAntonio Giordano博士は、「CDK4はHR+/HER2-乳がんの重要なドライバーであり、選択的な阻害は有効性の向上と毒性の低減をもたらす有望な治療戦略です。前臨床試験において、AVZO-023はクラス最高水準の選択性と効力を示しており、内分泌療法との併用のみならず、耐性克服を目指したCDK2阻害剤との合理的な併用も可能にするでしょう」と述べています。
今回開始された第1/2相の臨床試験は、ヒトを対象とした初のオープンラベル試験で、AVZO-023の安全性、忍容性、臨床活性の予備的評価を目的としています。試験ではAVZO-023を単剤および内分泌療法との併用、さらにAvenzoが開発するCDK2阻害剤のAVZO-021との併用でも評価します。AVZO-021は現在、HR+/HER2-乳がんを含む複数の進行性固形がんを対象に臨床試験が進行中です。
Avenzo Therapeuticsの共同創業者で最高医学責任者のMohammad Hirmand博士は、「3つ目の臨床試試験、しかも今週2つ目の試験を当初予定より早く開始でき、大変うれしく思います。AVZO-023がAVZO-021との併用を含め、HR+/HER2-乳がん患者の生活を大きく改善する可能性があると期待しています」と述べました。
Avenzo Therapeuticsについて
Avenzo Therapeuticsは、次世代がん治療薬を開発する臨床段階のバイオテクノロジー企業です。同社は、クラス最高水準の低分子化合物と抗体薬物複合体(ADC)の開発を行っています。特に同社の低分子阻害剤であるAVZO-021とAVZO-023は、それぞれ細胞周期調節に重要な酵素であるCDK2とCDK4に対して高い効力と選択性を持っています。主力薬剤であるAVZO-021は米国とオーストラリアで、進行性固形がんおよびHR+/HER2-転移性乳がんの併用療法を対象に第1相臨床試験を実施中です。またAVZO-023も進行性固形がんおよびHR+/HER2-転移性乳がん患者を対象とした第1/2相臨床試験が進行中です。同社初のADC薬剤候補であるAVZO-1418は、EGFR/HER3に対する二重特異性ADCで、進行性固形がんを対象に第1/2相臨床試験が行われています。Avenzo Therapeuticsの本社は米国カリフォルニア州サンディエゴにあります。
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