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Juniper Systemsが、Point One Navigationと提携 Polaris RTKでセンチメートル級精度を実現
Juniper Systemsは、堅牢型タブレットやハンドヘルド、GNSS受信機で知られる同社の製品群に、Point One Navigationの高精度測位技術を統合する戦略的提携を発表しました。これにより、JuniperのGeode™ GNSS受信機は、Point OneのPolaris RTK補正ネットワークを通じて、シームレスにセンチメートル級の測位精度を達成できるようになります。本提携は、米国・欧州を含むグローバル市場で、フィールド対応の計算プラットフォームと高精度測位を組み合わせたソリューションを提供する取り組みです。Juniperの堅牢なモバイルデバイスに、Point Oneが運用するプロフェッショナル向けPolaris RTK補正網(数千の常時監視ベース局で構成)を組み合わせることで、厳しい環境下でも高い精度と稼働率、信頼性を提供します。
Juniper SystemsのプロダクトマネージャーであるTrevor Brown氏は、「Point One Navigationの高品質で堅牢な測位システムは、当社の“信頼できるフィールド・コンピューティング”というミッションと合致する」と述べ、あらゆる現場でより正確に業務を遂行できると強調しました。Point One NavigationのCEO、Aaron Nathan氏は、「Juniperのデバイスに当社の先進ソリューションを統合することで、絶対精度を求める顧客に最先端の測位プロダクトを継続提供できる」と述べています。
Polaris RTKは、環境科学、ユーティリティ、建設、地理空間マッピングなどで求められる高精度を提供し、Geode™ GNSSとの組み合わせで、遠隔地でも高精度データの収集を可能にします。両社は2025年にかけて共同パッケージ、地域サポート、共同啓発活動を展開する計画で、顧客は一体的なサポートと専門的なガイダンス、運用要件に合わせた堅牢なバンドルソリューションの提供を受けられます。
Point One Navigationについて
Point One Navigationは、高精度測位(PPP/RTK)を提供するスタートアップで、Polaris RTK補正ネットワークとソフトウェアSDKを通じて、自動運転、ロボティクス、ドローン、産業用途向けにセンチメートル級の位置精度を提供します。数千の常時監視ベース局から成るネットワークとクラウド基盤により、低遅延で信頼性の高い補正データを配信します。
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