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FinTechのZip US、Stripeとの提携を拡大し、Elements/Checkout/Payment Linksで分割払いをノーコード導入
Zip(ASX: ZIP)は、Stripeとのパートナーシップを拡大し、Stripeの最適化チェックアウト(Elements、Checkout、Payment Links)でZipの分割払いが利用可能になったと発表しました。米国の加盟店はStripeダッシュボードからノーコードでZipを有効化でき、Stripeのチェックアウト体験に分割払いを組み込みながら、新たな顧客層の獲得と売上の積み増しを図れます。
Zipは生活者中心の設計思想にもとづく審査エンジンと決済体験を提供し、分割払いに伴う不履行リスクを自社で引き受けます。これにより加盟店は取引時に全額の入金を受け、粗利を守りながら新たな収益機会を開拓できます。Stripe連携により、有意な購入意図を持ちながら従来の金融サービスや他のBNPLにアクセスしにくかった層とも接点を持ちやすくなり、客単価の向上やカゴ落ちの抑制が期待されます。
Zip USのCEOであるJoe Heck氏は、「Stripeとの拡張パートナーシップにより、これまで以上に多くの加盟店と顧客へ柔軟な支払い体験を届け、米国での成長を加速します。この統合はZipの提供価値の強さと、スケールするソリューションを築くという当社のコミットメントを示すものです」と述べています。今回の統合は米国内のStripe加盟店で利用可能で、取引通貨は米ドルに対応します。コンプライアンス、ブランド、詐欺対策はStripeおよびZipの基準に整合しており、安全かつシームレスな導入を実現します。
Stripeについて
Stripeは、オンライン決済から発行、請求、銀行連携までをAPIで提供するグローバルなフィンテック企業です。開発者フレンドリーな設計と高い拡張性を強みに、スタートアップからエンタープライズまでのコマースと金融体験を支え、暗号資産・ステーブルコイン領域でも決済および発行インフラの整備を進めています。
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