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医療AIのSpotitEarly、Fox Chase Cancer Centerと提携し呼気によるがん早期検出技術の臨床的有効性を強化
AIと訓練された犬の嗅覚を組み合わせ、呼気中のがん特有のにおいシグネチャーを検出する早期がん検出スタートアップのSpotitEarlyは、Temple Healthの一部であり、Institute for Cancer ResearchおよびAmerican Oncologic Hospitalを擁するFox Chase Cancer Centerとの戦略的パートナーシップを発表しました。本提携には、SpotitEarlyの検査技術をさらに検証するための臨床試験の実施が含まれています。
包括的研究協力契約のもと、Fox Chaseは、肺がんが疑われ標準的な診療プロセスを受けている患者を対象に、SpotitEarlyの呼気検査の性能を評価する、研究者主導の複数年にわたる臨床試験を主導します。この協業は、研究資金の提供に加え、インセンティブを一致させ臨床応用を加速させる長期的な戦略パートナーシップモデルとして設計されており、将来的には肺がん以外のがん種や新たな応用領域へ拡張される可能性があります。Fox Chase Cancer CenterのChief Innovation OfficerであるSangeeta Bardhan Cookは、SpotitEarlyのアプローチについて、従来とは異なるものの科学的に有望であり、自施設の強力な臨床研究基盤と組み合わせることで、より早期の診断と患者転帰の改善につながる可能性があると述べています。
今回の発表は、SpotitEarlyが7月にHackensack Meridian Healthとの提携と一連の共同臨床試験計画を公表した直後のもので、米国市場参入以降、短期間で名だたる医療機関との連携を実現している点は、同社の技術に対する信頼が高まりつつあることを示しています。SpotitEarlyのCEOであるShlomi Madarは、Fox Chaseとの協業は米国での展開を拡大する上で自然な次のステップであり、同センターの医師ネットワークや研究リソースと連携することで、数百万人に早期がん検出技術を届けるという同社のミッションを前進させると述べました。SpotitEarlyの独自技術であるLUCIDバイオAIハイブリッドプラットフォームは、機械学習と訓練犬の嗅覚検知を組み合わせ、犬の行動や生理的シグナルをセンサーで継続的にモニタリングします。これらのデータを標準化・再現可能な形で解析することで、非侵襲的な呼気検査によるがんの早期スクリーニングを可能にしています。
SpotitEarlyについて
SpotitEarlyは、複数のがん種に対応する非侵襲的な呼気ベースの早期がんスクリーニング検査を開発しています。同社のLUCIDプラットフォームは、AIと訓練された犬の嗅覚、行動・生理データのセンサー解析を融合した独自技術です。1,300人以上が参加した前向き二重盲検試験では、4種類の一般的ながんに対して約94%の感度を示し、特に早期ステージで高い性能を確認しています。規制当局の承認を前提に、がん検診へのアクセス拡大と生存率向上を目指しています。
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