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2026/03/11

Startup Portfolio

医療機関とそのバックオフィス向けのAIネイティブなオールインワン運用プラットフォームのNitraが総額$187Mを調達

Nitraは、Series AおよびSeries B、ベンチャーデット、そして倉庫ファシリティを含む総額$187Mを調達し、これまでの資金調達総額は$205M、そのうち株式による調達額は$90Mとなりました。

今回の資金調達の内訳は、2025年8月に完了していた未公表の$22MのSeries A、$50MのSeries Bの合計$72M、Avenue Capital Groupから$20Mのベンチャーデット、Treville Capital GroupおよびEncina Lender Financeから$95Mの倉庫ファシリティの拡張、が含まれており、株式による資金調達ラウンドにはComma Capital、New Enterprise Associates(NEA)、Pantera Capital、Gaingels、K8、Soma Capitalなどが参加しています。2022年のSeedではAndreessen Horowitz、NEA、Pantera、Will SmithおよびKeisuke HondaのDreamers VCなどが参加していました。

2024年に設立された医療機関とそのバックオフィス向けのAIネイティブなオールインワン運用プラットフォームのNitraは、財務、調達、医療用品マーケットプレイス、患者管理をカバーし、支払い、購買、在庫管理、スケジューリング、保険確認、患者コミュニケーションなどのワークフローを自動化します。AIをインフラに直接組み込むことで、これらの機能を単一のシステムに統合し、手作業の管理業務を削減しながら運営の可視性を向上させます。

米国の医療産業は約$5.9T規模ですが、そのうち推定25%は管理コストに費やされています。医療機関は依然として、支払い、調達、在庫、スケジューリング、保険確認などの業務において分断されたシステムに依存しています。

Nitraのプラットフォームは、AIエージェントを医療機関の運営基盤に直接組み込んでいます。Nitraは、管理業務の負担に圧倒されている医師に対して、バックオフィスおよび管理機能を完全にコントロールできる環境を提供します。現在Nitraの医療機関向けオールインワンプラットフォームには以下の機能が含まれています。

  • Financial Automation:Visa対応の経費カード、経費管理、請求支払い、患者支払い処理、さらに医療会計を自動化するAIエージェントを提供します。
  • Commerce and Inventory:McKessonやMedlineなどと提携し、数万種類のバイオ医薬品および医療機器への直接アクセスを提供します。NitraのAI調達エージェントはサプライヤー管理、価格交渉、ベンダー登録、購買実行、在庫管理までをエンドツーエンドで処理します。
  • Patient Management:今月ローンチされたこの機能は、患者スケジューリングや保険適格性確認を行う音声AIエージェントを提供します。このシステムはスケジューリング、保険確認、患者コミュニケーションを運用スタック全体に統合し、医療機関の事務負担を削減します。

2025年には、同社の年間換算売上は$4Mから$33M以上へと1年間で740%以上成長しました。この成長は、700以上のクリニックに所属する数千人の医師が利用するプラットフォームによって支えられています。また同プラットフォームでは年間換算で$1B以上の取引処理が行われました。2025年12月には、1日で$9M以上の重要なバイオ医薬品および医療機器の購買を医師向けに支援しました。

同社は2026年までに、3,000以上のクリニック、年間換算売上$150M以上、年間換算処理額$4B以上を達成する見込みです。成長の一環として、従業員数は昨年の50人から2026年末までに200人以上へ拡大する予定です。また、レベニューサイクルマネジメント、患者マーケティング、給与・人材管理などの追加AIモジュールのローンチも計画しています。今回の資金調達により、NitraはAI開発の加速、エンジニアリングチームの拡大、そして全国の数千の医療機関への運用システム展開を進めていきます。

 

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