1. Home
  2. News
  3. AIデータセキュリティのCyera、Snowflakeと統合拡張でエンタープライズにおけるAIエージェントの安全な活用を加速
2026/06/03

Startup Portfolio

AIデータセキュリティのCyera、Snowflakeと統合拡張でエンタープライズにおけるAIエージェントの安全な活用を加速

Cyeraは、Snowflakeの年次ユーザーカンファレンスSnowflake Summit 26において、Snowflakeとの統合拡張を発表しました。エンタープライズがAIエージェントを安全にスケールできるよう支援するもので、セキュリティおよびデータリーダーに対し、Cortex AIエージェントを監視・管理するための可視性とコントロールを提供します。

 

Snowflakeは顧客レコード・アプリケーション指標・金融トランザクション・医療データ・あらゆる種類の規制対象フィールドなど、ビジネスクリティカルなエンタープライズデータが集積する基盤です。そこにAIエージェントが構築・展開されるようになった今、そのデータアクセスのあり方が大きく変わりつつあります。人間のアナリストが機密テーブルにクエリを実行する場合には意図・コンテキスト・説明責任がありますが、AIエージェントはより大量かつ高速に、さらに担当チームから見えにくい形で動作するため、セキュリティの根本的な見直しが求められています。

 

今回発表された具体的な統合機能は3つです。まず、ワンクリックでリスクのあるアクセスを修正できる「Snowflake Access Governance」との統合(一般提供中)で、Cyeraはカラムレベルのデータ探索をSnowflakeでの実施制御に直結させ、セキュリティチームがパイプラインや下流クエリを妨げることなく、ネイティブタグベースの動的マスキングと最小権限アクセスの適用を可能にします。次に、7月よりプライベートプレビューとして提供予定の「Cyera AI Guardian」で、Snowflake Cortex AIへのAIセキュリティポスチャ管理(AI-SPM)を拡張し、全Cortexサービスを自動インベントリ化し、各エージェントが触れる機密データを分類し、アクセス権を持つSnowflake IDをすべてマッピングします。さらに一般提供中の「Snowflake Cortex Analyst」との自然言語リスク分析機能により、共同顧客はCortex Analystを通じてCyeraに平文でクエリを投げ、データリスク・エクスポージャー・コンプライアンス状況を把握し、エグゼクティブレポートをオンデマンドで生成できます。SQLやMCPサーバー、プロンプトエンジニアリングも不要です。

CyeraのChief Strategy OfficerであるJason Clarkは「あらゆる企業のCISOとCDOが同じ問いに直面しています。AIをより速く推進しながら、どうデータのコントロールを維持するか。今回の統合により、Cortex AIエージェントの全容を可視化し、そのデータアクセスをカラムレベルで管理できます。データセキュリティがAI導入を加速するエンジンに変わります」とコメントしています。

 

Cyeraについて
Cyeraは2021年に設立されたイスラエル発のAIデータセキュリティスタートアップで、共同創業者はCEOのYotam SegEvとCTOのTamar Bar-Ilanです。二人はいずれもイスラエル軍の精鋭プログラムTalpiotおよびUnit 8200の出身です。Paramount・Chipotle・Valvoline等の大企業をはじめとするエンタープライズ向けに、データ静止時・移動中・利用中を問わず、人間またはAIエージェントによるアクセスを包括的に保護するAIセキュリティプラットフォームを提供しています。業界で初めてデータセキュリティポスチャ管理(DSPM)・データ損失防止(DLP)・アイデンティティ管理を単一プラットフォームに統合した先駆けです。累計調達額は17億ドルを超え、Accel・Blackstone・Cyberstarts・Georgian・Lightspeed・Sequoiaなど業界トップ投資家が参加しており、企業評価額は90億ドルに達しています。

 

TagsCyber SecurityUnited States

関連ニュース

Contact

AT PARTNERSにご相談ください