Startup Portfolio
OpenAIをベースに会議メモの自動化を行う"Supernormal"がSeedで$10Mを調達
Supernormalは、Balderton Capitalがリードし、EQT Ventures、Acequia Capital、byFoundersが参加したSeedで$10Mを調達し 、これまでの資金調達総額は$12Mに達した。
OpenAIのChatGPTにMicrosoftが出資、Googleが近々ライバルを出す、など、Generative AIブームが起きている中、OpenAIと最先端の言語モデルで構築した知的な会議メモを作成する変革型のGenerative AIプラットフォームSupernormalが話題になっています。
2022年に設立され、ストックホルムとニューヨークを拠点とする同社のサービスを利用すれば、会議メモを手動で取る必要がなくなることに加え、ワーカーはメモを取ってから分析することなく、アイデアを共有し、関係を構築し、意思決定することができます。
今回の資金調達は、基礎となる会議データに基づいたエンドツーエンドのワークフローソリューションを提供するというSupernormalのミッションを推進し、組織全体の会話から比類のない洞察と実行可能な結果をもたらす次世代ツールを開発するために使用されます。Supernormalは、ストックホルムとニューヨークに本社を置くリモートファーストの企業として、あらゆる場所で働く人々に力を与え、より速く、より良く、より効率的に働くことを支援することを使命としています。
同社のプラットフォームは、Google Meetと統合し、最近Microsoft TeamsとZoomを追加し、すべての会議の後にAIを活用したメモと記録を瞬時に自動作成します。すでに、数百万ドル相当の生産性向上を企業にもたらし、メモを取る時間を減らし、価値を提供する時間を増やすことを可能にしています。
OpenAIを使用することで、通話の種類に応じて詳細な会議メモを瞬時に生成し、顧客の目的、目標、重要な決定事項、行動項目などの重要な詳細を2秒以内に抽出します。会議終了後も、フォローアップメールやスケジュール管理、自己紹介などの日常的なアクションアイテムを自動化することで、生産性向上を実現するプラットフォームです。
Supernormalは、Netflix、Salesforce、Github、Wayfair、The Next Webなどの企業で、AIプラットフォームとして採用されつつあります。