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2023/10/16

Startup Portfolio

世界トップクラスのARディスプレイを開発する高性能マイクロLED企業の"Mojo Vision"がSeries Aで$43.5Mを調達

Mojo Visionは、初期投資家であるNew Enterprise Associates(NEA)、Khosla Venturesと新規投資家であるVanedge Capitalが共同リードし、Shanda Grab Ventures、Dolby Family Ventures、Fusion Fundなどが参加したSeries Aで追加の$21.1Mを調達し、Series Aの資金調達総額は$43.5Mを達した。Final closeは、同社が2023年4月に$22.4MのSeries AのFirst closeを発表してから6ヶ月後のことです。

高性能マイクロLED企業であるMojo Visionは、調達した資金でマイクロLEDディスプレー技術を応用分野にわたって発展させ、商業化を実現する予定です。

Mojo VisionのCEOは「Mojo Visionはこの1年間、マイクロLED開発に注力し、大きな勢いを見せてきました。今回の資金調達ラウンドでは、投資家から著しい関心を集め、最終的な金額は当初の調達額のほぼ2倍となり、我々の期待を上回るものとなりました。当社の次世代ディスプレイ技術は、輝度、効率、フォームファクターにおいて最先端であり、世界的な産業を破壊する位置づけにあります。」と説明しています。

今回の資金調達は、世界最高密度(14K ppi)の真の赤色マイクロLEDマイクロディスプレイの実証や、史上初の300mm青色GaN-on-SiliconマイクロLEDアレイ・ウェーハの点灯成功など、同社のいくつかのマイルストーンに続くものです。

「マイクロLEDディスプレイは、次世代のAR/VRヘッドセットやスマート・ウェアラブル、さらには車載アプリケーションに必要な高性能でエネルギー効率の高いスクリーンに不可欠です。Mojo Visionは、コアとなるマイクロLED技術、ディスプレイ設計、製造における先駆的な進歩により、市場を支配する強力な地位を確立しています。」と新たに同社のボードメンバーとなるVenedge CapitalのManaging Directorは説明しています。

マイクロLED市場は大幅な成長が見込まれており、2030年までに5,170万台が出荷されると推定されています。Mojo Visionは独自の高性能量子ドット(HPQD)技術を開発し、世界最小で最も効率的なRGBピクセルを実現しました。この技術は、拡張現実(AR)および複合現実(XR)先進ディスプレイの性能を大幅に向上させると期待されています。

Mojo Visionのエンジニア・チームは2019年、ダイナミック・コンテンツ用の世界最小・最高密度のマイクロLEDディスプレイを開発しました。Mojo VisionのマイクロLED技術は、超高輝度、高効率、スリムなフォームファクターで小さなピクセルを実現します。

Mojo Visionの共同創業者で取締役会長は、「Mojo Visionは、砂粒ほどの大きさの世界トップクラスのARディスプレイを開発し、現在、次世代のディスプレイのために同じ技術を業界全体に広げています。Mojo Visionの最初の構想から、当社のエンジニアは、ユーザー体験を向上させる触媒として、当社の技術を際立たせてきました。」と語っています。
 

Mojo Visionについて
Mojo Visionは、消費者向け、企業向け、政府機関向けの高性能マイクロLEDディスプレイ技術の開発と商業化に注力しています。同社は、画期的な技術、一流のディスプレイと半導体の専門知識、高度な300mm製造プロセスを組み合わせ、マイクロLEDディスプレイの約束を実現してます。Mojo独自の量子ドット技術は、ディスプレイ・プラットフォームにフルカラー機能をもたらし、あらゆるフォームファクターに対する優れた性能要求を満たします。Mojo Visionは、世界初のARスマート・コンタクトレンズ用に世界最小・最高密度のダイナミック・ディスプレイを開発し、現在、この技術革新と専門知識を応用して、1600億ドル規模のディスプレイ産業の破壊をリードしています。

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