Web3セキュリティBlockaidが、シリーズAで$27Mドルを調達

イスラエルのスタートアップBlockaidは、Web3のセキュリティ企業として、Ribbit CapitalとVariantを主導とするAシリーズで2700万ドルを調達しました。このラウンドには、Cyberstarts、Sequoia Capital、Greylock Partnersも参加しました。Blockaidは以前に600万ドルのシードラウンドを調達し、これまでの総調達額は3300万ドルです。

Blockaidの共同創業者でありCEOのIdo Ben-Natanは、会社のウェブサイトで「実際、今日のweb3は壊れています。一人当たりの資金損失は他の業界を上回り、昨年だけで140億ドルが盗まれました。これは、非暗号サイバー犯罪からの直接的な損失の70億ドルの2倍です。さらに、人々が関わるdAppsの10％が悪意を持っているため、熟練した暗号ネイティブのユーザーも悪意のある行為者の犠牲になっています」と書いています。

Blockaidは、Ben-NatanとCTOのRaz Nivによって設立されました。彼らは、Unit 8200での軍役中に出会い、イスラエルの首相の事務所でサイバーセキュリティR&Dチームのリーダーとして働きました。

Blockaidの顧客には、MetaMask、OpenSea、Rainbow、Zerionなどが含まれています。会社によれば、過去6か月間で4億5000万件の取引をスキャンし、120万件の悪意のある取引を防ぎ、500百万ドルのユーザー資金を保護しました。