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顧客認証とID管理プラットフォームDescopeが、EMEA市場への進出と継続的な業界評価により、CIAMの勢いを実証
ドラッグアンドドロップ式CIAMプラットフォームのDescope社は、欧州、中東、アフリカ(EMEA)地域への進出を発表しました。この進出に伴い、マルチリージョンデータレジデンシー、AIによるユーザー画面のローカライズ、右から左の言語サポートなど、この多様な地域の組織のニーズに合わせた一連の機能が追加されました。 Descope社は、カスタマイズ可能な視覚的ワークフローを使って、アプリに認証、認可、ID管理を追加できるようサポートしています。数百の顧客と数千人の開発者がDescope社を利用し、シームレスな認証によるユーザーオンボーディングの改善、アダプティブMFAによるセキュリティ強化、SSOと委任ユーザー管理によるエンタープライズ対応を実現しています。
Descope社の共同創業者Dan Sarelは次のように述べています。「EMEAの組織に、エンジニアリングやITチームを過度に負担させることなく、魅力的で安全なカスタマージャーニーを提供できることを喜ばしく思います。新たに追加された機能は、既存のEMEA顧客からのフィードバックに基づき、この地域のビジネスの多様で動的なニーズへの対応を反映しています。今後も地域でのプレゼンスを強化するため、顧客、インテグレーター、パートナーとの協力を期待しています。」さらに、Descope社は、Notable Capitalが主導する「Rising in Cyber 2024」に選出されました。この独立したリストは、最高情報セキュリティ責任者(CISO)、ベンチャーキャピタル投資家、その他のセキュリティリーダーから最も有望なサイバーセキュリティ企業として認められた企業を表彰するものです。
Notable Capitalは、Amazon、Atlassian、Coupang、Netflixなどの企業のCISOやセキュリティVPなど100人以上と提携し、約200社を指名・投票して30社を選出しました。選出企業は、セキュリティチームの重要な課題を解決する実績に基づいて選ばれています。
選出企業の総調達額は60億ドルを超え、このセクターへのサイバーセキュリティ業界のイノベーションへの熱意が示されています。記念すべき選出企業は本日、ニューヨーク証券取引所で表彰されます。
Notable CapitalのマネージングパートナーOren Yungerは次のように述べています。「AIが新たな機会とリスクをもたらす中、サイバーセキュリティスタートアップ企業の間でかつてないイノベーションが生まれています。ID・アクセス管理、クラウドセキュリティ、アプリケーションセキュリティなどの分野で、AIの役割が高まるにつれCISOによる導入が進むでしょう。Rising in Cyber 2024の受賞企業に祝福を。」
Descopeについて
Descope社はドラッグアンドドロップ式の顧客認証とID管理プラットフォームです。ノーコード/ローコードのCIAMソリューションにより、数百の組織が視覚的ワークフローを使って、認証、認可、MFA、フェデレーテッドSSOまで含む全ユーザージャーニーを簡単に作成・カスタマイズできます。2022年に設立されたDescope社は、LightspeedとNotable Capital(旧GGV Capital)から出資を受け、FIDO Allianceのメンバーです。
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