2024/09/05
Startup Portfolio
IoTタグのWiliotが製品との音声コミュニケーションを可能に
Wiliotが新しいAIチャットボット「WiliBot」を発表しました。これにより倉庫作業員は製品の鮮度や輸送中の問題を直接製品に尋ねることができるようになります。WiliBotは、製品に貼付された小型のIoTタグから収集されたデータを分析し、製品の状態や同じ会社から出荷された類似製品の情報を音声で提供します。
Wiliotのエリック・カサヴァント氏によると、WiliBotは単なる温度データだけでなく、すべてのタグからのデータを分析し、実用的な洞察を導き出すことができます。デモンストレーションでは、パッケージの取り扱い状況や温度管理の不備、賞味期限に基づく在庫管理などの情報を音声で提供できることが示されました。
Wiliotは2017年に設立され、これまでに総額2億7000万ドル以上の資金調達を行っています。同社は、周囲の無線信号で動作する切手サイズの超薄型タグを開発し、10〜30セントという低コストで提供しています。
WiliBotは、物理的な世界とAIの間の壁を取り払い、リアルタイムのデータを活用することで小売や医療などの産業に革命をもたらす可能性があります。WiliBotは今年後半にリリースされ、数年後には一般消費者向けにも提供される可能性があるとのことです。
TagsIoTIsrael
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