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FinTechのVaro Bank、CTOにRathi Murthy氏を迎え、AIとテクノロジー活用を加速
米国初の完全デジタル・ナショナルチャーターバンクであるVaro Bankは、新しい最高技術責任者(CTO)としてRathi Murthy氏を迎えることを発表しました。Murthy氏の就任は、テクノロジー革新を通じて顧客の金融生活向上を支援するVaro Bankの方針をより強固にするものであり、特にAIを活用した金融サービスへのアクセス改善、信用リスク評価の改革、そして不正防止の強化に力を入れていきます。
Rathi Murthy氏は25年以上にわたりテクノロジー分野でリーダーシップを発揮してきました。Expedia、Verizon、Gap、American Express、eBay、Yahooといった世界的企業のCTOを務め、デジタル変革や大規模プラットフォームの統合を牽引してきた実績があります。Varo BankのCEOであるGavin Michael氏は「金融サービスに対する人々のニーズに応えるためには、常に革新を追求することが重要です。Rathi氏が持つデジタル変革の深い知見やAI分野での卓越した業績は、Varoの未来をリードする技術責任者としてまさに理想的です」と述べました。
Varo Bankは銀行免許取得5周年を迎え、Varo Bankアプリの成長を続ける中で、新たなデジタルツールや製品の開発にも力を入れています。Murthy氏の着任によって、規制に基づく安全性を担保しながらも、技術基盤の進化と顧客体験のさらなる向上を目指していきます。またMurthy氏は、女性のテクノロジー分野での活躍を支援するメンターとしても知られ、PagerDutyの取締役やサンフランシスコ大学のアドバイザーも務めています。同氏は就任にあたり、「日常生活に役立つ先進的な金融ツールをすべての人に提供するというVaroのミッションは、私自身の考え方とも完全に一致しています。Varoが持つ技術革新への取り組みは、人々が金融的なレジリエンスを築く助けとなるでしょう。Varoの一員としてそのビジョンを実現できることを大変楽しみにしています」と抱負を語りました。
Varo Bankについて
Varo Bankは、米国初の完全デジタル銀行としてナショナルチャーターを取得したFinTech企業です。先進的なテクノロジーを活用し、全米の人々が金融サービスを利用しやすくなるよう支援しています。AIや革新的な技術を用い、より包括的で安全な金融サービスを提供することを目指しています。