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生成AIのOpenAIが、次世代モデル「GPT-5」を発表 ハルシネーションを低減し、タスクを自律的に完遂するエージェント能力向上
OpenAIは、待望の新モデル「GPT-5」を発表しました。これは同社のAI能力における重要なマイルストーンであり、テック大手や資金力のあるスタートアップとの激しいAI覇権争いにおける最新の一手です。共同創業者兼CEOのSam Altman氏は、GPT-5をコーディング、文章作成、医療知識といった主要分野で世界最高のモデルだと評価し、「明らかで微妙な点の両方で大きく進化しており、もう以前のモデルには戻りたくない」と述べました。ただし、あくまで人工汎用知能(AGI)ではなく、継続的な学習はできないと認めつつも「AGIへの道のりで大きな一歩」だとしています。
GPT-5は「幻覚」と呼ばれる誤答の自信過剰な出力を減らし、タスクを自律的に完遂するエージェント的能力も向上しました。デモでは、簡単な指示から短時間で動作するアプリを構築する様子が披露されました。この新モデルは発表当日から無料プランを含む全ユーザーに提供されます。従来は複数のモデルから選択できましたが、今後はGPT-5に一本化され、7億人の週次ユーザーのプロンプトが適切なバージョンへ自動ルーティングされます。法人向けの従量課金プランでは引き続きモデル選択が可能です。また、コンテンツポリシー運用も変更され、禁止事項に抵触しない範囲で最適な回答を返す方式に改められます。ただし『The Information』などによれば、今回の性能向上は過去のGPT-3からGPT-4への飛躍ほどではない可能性があり、業界内では期待とのギャップを指摘する声もあります。それでも、OpenAIは2026年の上場観測や年内最大400億ドルの資金調達計画などを背景に、着実な進化を続けています。
OpenAIについて
OpenAIは、生成AI分野を牽引する企業で、自然言語処理モデル「GPT」シリーズや対話型AI「ChatGPT」を開発しています。Microsoftの支援を受け、AI研究と社会実装を推進し、コーディング、コンテンツ生成、教育、医療など幅広い分野で応用されています。
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