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AIインフラのCoreWeaveとVAST Dataが、長期契約で協業を拡大、クラウドAIのデータOS基盤を強化
VAST Dataは、クラウドデータセンター事業者CoreWeaveとの協業を拡大し、総額11.7億ドルの商用契約を締結しました。これにより、VAST AI OSがCoreWeaveのクラウドAIワークロード向け主要データ基盤として位置づけられ、生成AI/LLM時代の大規模データ処理を支える中核スタックが強化されます。
CoreWeaveはNVIDIAの先端GPUを搭載したクラウドDC網を展開し、AI計算資源をオンデマンド提供する急成長企業です。一方、VAST Dataはストレージを計算資源から切り離す「DASE(Disaggregated, Shared-Everything)」アーキテクチャを採用し、ファイル/オブジェクト/ブロック/テーブル/ストリーミングまであらゆるデータ形態を単一のVAST AI OSで扱える設計です。サーバーレス関数やベクター検索などAI特化機能を備え、計算側のスケールに左右されず低レイテンシで巨大データにアクセス可能にします。
CoreWeaveは同OSを自社DCの標準データレイヤーとして活用し、顧客のAI学習・推論にリアルタイムで大規模データを供給。GPUがデータ待ちで停止と再開を繰り返すボトルネックを避け、スループットを最大化します。今回の提携拡大により、データパイプライン最適化など高度なデータサービスを共同で提供し、より高速な構築と効率的スケールを実現する計画です。
CoreWeaveのCSOであるBrian Venturo氏は「VAST AI OSは当社クラウド設計の多くを支える基盤で、市場最高水準の性能・スケール・コスト効率を可能にする」とコメント。VAST DataのCEO Renen Hallak氏は「ロードマップの深い統合により、他にないAIプラットフォームを提供する」と述べました。なおCoreWeaveはマルチベンダー方針を維持し、VASTの競合であるWekaIOの選択肢も提供しています。
VAST Dataについて
VAST DataはAI Operating System(VAST AI OS)を掲げ、データ/コンピュート/エージェント実行を統合するソフトウェア基盤を提供します。DASEアーキテクチャにより性能・スケール・シンプルさ・回復性のトレードオフを解消し、グローバル規模の推論・自律エージェント・データ処理を支えるデータファブリックを実現します。
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