Startup Portfolio
InsurTechのResilience、複雑企業向けにポートフォリオレベルのサイバーリスク可視化基盤を発表
サイバー保険およびサイバーリスク管理プラットフォームを提供するResilienceは、大規模かつ複雑な組織向けに、ポートフォリオレベルでサイバーリスクを可視化できる新プラットフォームを発表しました。近年、企業のIT環境はクラウド、SaaS、サプライチェーン、子会社ネットワークなどへ拡大しており、単一システム単位ではなく「組織全体のリスク」を横断的に把握する必要性が高まっています。Resilienceは、サイバー保険とリアルタイムリスク分析を組み合わせることで、企業経営層向けの“サイバーリスク経営基盤”を構築しようとしています。
新プラットフォームでは、複数事業部門や子会社、グローバル拠点をまたいだサイバーリスク状況を統合的に分析できるようになります。従来、多くの企業では、セキュリティデータが各部門ごとに分断されており、経営レベルで「どこに重大リスクが集中しているか」を把握することが困難でした。Resilienceは、脆弱性情報、脅威インテリジェンス、保険データ、インシデント履歴などを統合し、財務影響を含めたリスク可視化を提供する点を特徴としています。
同社は、従来型サイバー保険会社とは異なり、「リスク予防」と「保険」を一体化したモデルを採用しています。企業がサイバー攻撃を受けた後に保険金を支払うだけでなく、事前にリスクを継続監視し、攻撃可能性を低減することを重視しています。ランサムウェアやサプライチェーン攻撃が増加する中、保険会社側でも、より詳細なリスク分析や継続的モニタリングへのニーズが高まっています。近年、サイバー保険市場では、AIやデータ分析を活用した「Cyber Risk Quantification」市場が急成長しています。Coalition、At-Bay、Corvus Insuranceなども同分野で競争を強化しており、保険業界とCybersecurity業界の融合が進んでいます。Resilienceは、保険・セキュリティ・データ分析を統合した“Cyber Risk Intelligence”企業として、エンタープライズ市場で存在感を高めています。
Resilienceについて
Resilienceは、米国カリフォルニア州サンフランシスコを拠点とするCyber InsurTech企業で、サイバー保険とサイバーリスク管理プラットフォームを提供しています。同社は、企業向けにリアルタイムリスク分析、脆弱性評価、脅威モニタリング、インシデント対応支援を組み合わせた統合型サービスを展開しています。従来の保険モデルとは異なり、サイバー攻撃発生前から継続的にリスクを監視・低減する点が特徴です。金融、医療、製造、テクノロジー企業などを対象にサービスを提供しており、サイバーリスクを財務リスクとして定量化する次世代保険インフラ企業として注目されています。
関連ニュース








Resilience に興味がありますか?
最新ニュース

AI開発ツールのReplit、App Store問題後にAgent v4を公開しAI開発競争を加速
2026/05/18

Enterprise AIのMistral AI、銀行向けサイバーセキュリティAI市場へ展開を加速
2026/05/18

AI開発ツールのLovable、ハードウェア向けVibe Coding市場へ投資を拡大
2026/05/18

BioTechのLiberate Bio、自己免疫疾患向けin vivo CAR-M療法LIB820の前臨床データを発表
2026/05/18

InsurTechのhyperexponential、Markel Canadaと提携しAIネイティブな保険引受環境を構築
2026/05/18
