2026/07/24
Startup Portfolio
ヘルステックのHilo、手首装着型の血圧モニタリングシステムを米国で発売し継続的な血圧管理の普及へ
スイス発のHiloは、手首装着型の血圧モニタリングシステムを米国で発売しました。カフ(腕帯)による測定を必要とせず、光学センサーで血圧を継続的に推定できるウェアラブルデバイスで、日常生活の中で自然に血圧データを蓄積できる点が特徴です。
高血圧は世界で10億人以上が抱えるとされる主要な疾病リスクでありながら、従来の血圧測定は医療機関や家庭での断続的な計測にとどまっていました。Hiloのシステムは睡眠中を含む24時間の血圧変動を捉えることができ、早期発見や治療効果のモニタリングなど、高血圧管理のあり方を大きく変える可能性があります。
同社は欧州で既に製品を展開しており、米国市場への参入は事業拡大の大きな節目となります。予防医療やウェアラブルヘルスケアへの関心が高まる米国で、AppleやSamsungなど大手も注目する血圧モニタリング領域の先行者として、保険会社や医療機関との連携拡大も期待されます。
Hiloについて
Hiloとは、2018年にMattia BertschiとJosep Solàによってスイスのヌーシャテルで設立されたヘルステック企業です(旧社名Aktiia)。手首の光学センサーで血圧を継続的に推定する、カフ不要の血圧モニタリング技術を開発しています。スイスの研究機関CSEMで培われた技術を基盤とし、欧州では既に医療機器として製品を展開しています。長年の光学式血圧推定の研究蓄積と大規模な血圧データベースが独自の強みです。継続的な血圧モニタリングを通じて高血圧による健康被害を減らすことをミッションとしています。
TagsMedTechHealthTech
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