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ObservabilityのCoralogix、eBPF自動計測をOpenTelemetryに提供 分散トレーシング導入がより簡単に
フルスタックの可観測性プラットフォームを提供するCoralogixは、OpenTelemetryコミュニティへの大規模な貢献として、eBPFベースの自動インストゥルメンテーションコード19,000行超を寄贈したと発表しました。今回のコード提供は、OpenTelemetry eBPF Instrumentation(OBI)プロジェクトに対するもので、従来は分離されたスパンしか取得できなかったOBIを、完全な分散トレースへと進化させるものです。アプリケーションコードに一行も手を加えることなく、分散システム全体の可視化が可能になります。
OpenTelemetryの普及における最大の障壁のひとつは、手動によるインストゥルメンテーションです。開発者は通常、コードへの後付け改修、言語ごとのエージェント管理、複数サービス間の調整などを行う必要があり、これがプロジェクトの遅延やコスト増を招いています。Coralogixは、eBPFを用いた自動インストゥルメンテーションをOBIに組み込むことで、こうした負荷を解消し、より多くの組織がベンダーロックインのないオープンな可観測性に参加できるよう支援しています。寄贈されたコードには、トレースの自動連結機能や、KubernetesのDaemonSetまたはHelmによるゼロ・インストゥルメンテーション導入手法が含まれています。これにより、複数言語で構成された既存システムやレガシー環境からでも、高精度なトレース、ログ、メトリクスをリアルタイムで取得できるようになります。出力データはOTLP形式で、Coralogix、Grafana Tempo、Jaegerなど、あらゆるOpenTelemetry準拠のバックエンドで活用可能です。この取り組みは、Grafana LabsおよびOpenTelemetryのコアコミュニティとの共同作業により実現しました。ベンダーニュートラルでシンプルな導入プロセスは、現代的なマイクロサービスアーキテクチャだけでなく、レガシーシステムへの普及にも道を開きます。
Coralogixの共同創業者兼CTOであるYoni Farin氏は、「インストゥルメンテーションは開発者にとって“負担”であるべきではありません。私たちは、ワンコマンドでトレーシングを有効化できる世界を目指しています。それが“オープン可観測性”のあるべき姿です」と語っています。OBIは現在、オープンソースプロジェクトとして公開されており、誰でもDaemonSetまたはHelmチャートを用いてデプロイし、OpenTelemetry Collector経由で各種バックエンドにデータを送信できます。コミュニティからの貢献、課題報告、フィードバックも広く歓迎されています。
Coralogixについて
Coralogixは、リアルタイムでのログ、トレース、メトリクス分析を可能にするフルスタックの可観測性プラットフォームです。ログ分析、APM、SIEM、RUM、インフラ監視といった機能を統合的に提供し、AIパフォーマンス、セキュリティ、ガバナンスを1つのソリューションで網羅します。インデックス不要なアーキテクチャとシンプルな従量課金モデル、迅速なサポート体制により、開発・運用チームの生産性向上に貢献しています。
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