Startup Portfolio
スウェーデン発でインテリジェントなメール受信トレイを開発する"Scape"がSeedで$3.2Mを調達
Scapeは、Y Combinator、General Catalyst、FundersClub、エンジェル投資家が参加したSeedで$3.2Mを調達し、ステルスモードを終了しました。
23歳のスウェーデン人2人が創業したインテリジェントなメール受信トレイを開発するScapeは、共同創業者の一人であるMelvin Hagbergが2024年のY Combinator Summer Batchに21歳の単独創業者として参加していた際に創業しました。当初はメール向けのカスタマーサポートツールとして開発されていましたが、自ら開発したサポートツールが自身のメールに対する不満も解決できることに気付き、Scapeへとピボットしました。2025年には、当初投資家として同社を支援していた23歳のElis Hodzicが共同創業者として参画しました。
10億人以上のプロフェッショナルが、仕事時間の大半をメールで過ごしています。しかし、そのインターフェースは25年間ほとんど変わっていません。
Gmailを利用していると、本来の仕事ではなく、「仕事のための仕事」をしているように感じることがあります。例えば、顧客からのメール1通に返信するだけでも、過去のスレッドを読み返して経緯を確認し、会議メモで合意内容を確認し、添付書類を別のツールで記入し、アップロードし、メール本文を書いて送信し、その後、多数の進行中スレッドの中から返信を待つ必要があります。
返信内容を考える時間は、その作業全体のごく一部に過ぎません。Scapeを使えば、これらすべてをワンクリックで完了できます。
製品の見た目は従来のメール受信トレイとよく似ていますが、仕事を先回りして準備するように設計されています。メールスレッドを開くと、Scapeはすでに返信案を作成しており、そのまま確認して送信できます。返信案には、Scapeが作成または編集した添付ファイルが含まれることもあります。
これを実現できるのは、内蔵されたローカル環境で動作する会議メモ機能を通じて、メールボックス全体と会議内容から継続的に学習するためです。
Scapeの中核となるのは受信トレイ画面で、対応が必要なメールだけを表示します。CustomersやHiringなどのカスタムラベルを中心に整理されており、優先順位付けが容易になります。通知メールやニュースレターなど優先度の低いメールは、初期設定では非表示になります。
「私たちの考えはシンプルです。メールはほとんどのプロフェッショナルが仕事を進める場所です。必要なのは新たなチャットボットやGmailプラグインではなく、メール上で行われる仕事のために最適化されたインターフェースです。私たちのミッションは、こうしたプロフェッショナルがよりインパクトのある仕事を行えるようにし、メールを楽しく、そして素早く使えるものにすることです。」とMelvin Hagbergは述べています。
「AIがメールを変革することは誰の目にも明らかです。この分野で革新を目指す何百ものスタートアップを見てきましたが、Scapeのチームのような存在は見たことがありません。一度この製品を使い始めると、人々はGmailには戻らなくなります。」と初期投資家でありY CombinatorのGeneral PartnerであるGustaf Alströmerは述べています。
現在、チームはStockholmを拠点とする5名で構成されています。今後は、エンジニアリングおよびプロダクト部門を中心に採用を拡大する予定です。
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