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2026/09/10

Startup Portfolio

大規模言語モデルのOpenAI、画像生成モデルChatGPT Images 2.5を全プランへ提供し生成時間を最大半減

OpenAIは、新しい画像生成モデルChatGPT Images 2.5の提供を開始しました。ChatGPT、ChatGPT Work、Codexの利用者に対し、デスクトップ、モバイル、ウェブのすべてで全プランを対象に展開します。同社によれば、ChatGPT Imagesと開発者向けのGPT-Imageモデルを合わせて週に30億枚を超える画像が生成されており、今回はその作業工程の改善に重点を置いた更新です。

品質面では、より自然な光の表現と豊かな質感を実現し、参照写真に写った被写体の特徴をより保てるようになったとしています。生成の待ち時間はImages 2.0と比べて最大50%短縮しました。実務上の変化が大きいのは編集の扱いです。修正を重ねても以前の変更が失われにくく、指示した箇所だけを対象に、被写体や背景、レイアウト、ブランド表現を保ったまま変更できるとしています。あわせてChatGPT側に新しい作成手段も加わりました。@Sketchと入力してその場で簡単な絵を描き、文章の指示と組み合わせて仕上げる機能のほか、ポスターやマーチャンダイズといった用途別のテンプレート、画像へのコメントによる部分修正、共有時に元のプロンプトを付けて他の利用者が自分の素材で作り直せる仕組みが用意されています。

開発者向けにはAPIに2つのモデルが追加されました。GPT-Image-2.5 Flareは大半の用途向けの既定の選択肢で、従来より高い品質を50%低い遅延で提供します。GPT-Image-2.5 Sunburstは編集をまたいだ制御の精度を優先する構成で、キャンペーン向けの制作物や仕上げの求められる商品画像など、生成時間が延びても精度が必要な用途を想定しています。安全性については、方針違反の生成を誘発する自動テストにおける発生率がSunburstで1.09%、Flareで1.41%とされ、Images 2.0の1.64%を下回りました。来歴情報にはC2PA準拠のメタデータとGoogle DeepMindのSynthIDによる不可視の透かしを組み込んでいますが、メタデータは画面の撮影や再圧縮、配信の過程で失われる点には注意が必要です。


OpenAIについて
OpenAIとは、2015年に設立されたアメリカの人工知能企業で、本社はカリフォルニア州サンフランシスコにあります。Sam Altman、Elon Musk、Ilya Sutskeverらが共同創業しました。主力製品は対話型サービスChatGPTとGPT系の大規模言語モデル、画像生成のGPT-Imageモデル群、開発者向けAPI、コーディング支援のCodexです。事業内容はモデルの研究開発と法人・個人向け提供が中心で、大規模な計算基盤への投資と製品展開の速さを特徴とします。汎用人工知能が全人類に利益をもたらすようにすることをミッションに掲げています。

 

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