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2026/07/27

Startup Portfolio

AIエージェント時代向けのデザインプラットフォームを開発する"Paper"がSeries Aで$34Mを調達

Paperは、AccelとICONIQがリードし、Designer Fund、エンジニアやデザイナーのエンジェル投資家などが参加したSeries Aで$34Mを調達しました。

エージェント時代(agentic era)向けのデザインプラットフォームのPaperは、AIとコーディングエージェントを活用してソフトウェアを開発するチーム向けに設計されています。プロフェッショナル向けデザイン環境とエージェントネイティブなワークフローを組み合わせることで、デザイナーとエンジニアが共通言語を通じて協業できる環境を提供しています。Ramp、Lovable、Vercel、PostHog、Quartr、Y Combinatorをはじめとする先進的なソフトウェア企業が、Paperを活用してデザイン、反復改善、プロダクトのリリースをより迅速に進めています。

AIは、バイブコーディング(vibe coding)時代においてソフトウェア開発のあり方を変えつつあります。一方で、クリエイティブな仕事は依然として不可欠であり、デザインワークフローはこれまでほとんど変化してきませんでした。Paperは、デザイナーとエンジニアが共通言語を通じて協業できる新たなデザイン基盤を構築するとともに、AIとエージェントをクリエイティブプロセスへ直接組み込んでいます。

「私たちは、デザイナーやクリエイターが、エージェント時代においてビジネスを支えられるスピードで、深く意義のある仕事ができるよう支援したいと考えています。デザインチームがエージェント型ワークフローに対応できるよう支援することが、Paperにおける私たちの最も重要な指針です。現在、デザイナーはかつてないスピードで成果を求められていますが、依然として異なる時代に作られたツールを使用しています。私たちは、Claude CodeやCodexのようなコーディングエージェントを活用した最新のAIエンジニアリングワークフローとシームレスに連携しながら、デザイナーが最高の成果を生み出せる新世代のツールには大きな可能性があると考えています。」とPaperの創業者兼CEOのStephen Haneyは述べています。

従来のデザインツールが独自仕様のキャンバスを中心に構築されているのに対し、PaperはHTMLとCSSでレンダリングを行います。これにより、デザインを本番環境のコードや、そのコードを作成するAIエージェントと直接接続できます。その結果、デザインとエンジニアリングの距離を縮め、引き継ぎ時の摩擦を減らし、アイデアから本番環境までの移行をより迅速に実現するプラットフォームとなっています。

「Paperは、デザインソフトウェアにおいて根本的に新しいアプローチによる新たなカテゴリーを定義しています。これまでのデザインツールは、人間がすべての作業を担う世界を前提に作られていました。Paperは、人間とAIが共に創造する世界のために設計されており、すでに世界有数のテクノロジー企業で導入が進んでいます。」とAccelのPartnerであるDan Levineは述べています。

Paperは、2026年初頭にPaper Desktopをリリースして以降、急速な成長を遂げています。Paper Desktopは、デザインキャンバスを人間とAIエージェントの共有ワークスペースへと変え、デザイン、コード、データをリアルタイムで結び付けます。Paperはリリース以来、ARRを25倍に拡大し、Rampの「Fastest Growing Companies」に4カ月連続で選出されています。現在では、Ramp、Lovable、Vercel、PostHog、Quartr、Y Combinatorなど、次世代ソフトウェアを牽引する多くの企業で利用されています。

TagsAISaaS

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