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2026/07/08

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データセキュリティのCyera、非人間IDアクセス管理のOasis Securityを最大10億ドル規模で買収する交渉が最終段階に

データセキュリティを手掛けるCyeraが、同じくセキュリティ企業のOasis Securityを買収する交渉を最終段階に進めていると報じられています。買収額は最大で約10億ドルに達する可能性があり、対価の3割を現金、残りをCyera株式で支払う形が想定されているとされます。実現すればイスラエルにルーツを持つセキュリティ企業同士による大型の統合案件となります。

Cyeraは近年、企業がクラウドやデータベース上に分散する機微データの所在を把握し、利用状況やリスクを管理する「データセキュリティ・ポスチャー管理(DSPM)」で急成長してきました。直近では120億ドルの評価額で6億ドルを調達したばかりで、今回の買収資金にもこれを充てるとされます。買収対象のOasis Securityは、人間を上回る数に膨らむ非人間ID(マシンID)やAIエージェントのアクセス権限を管理する技術を持ち、Cyeraにとってはこの18か月で6件目の買収になるとみられています。

企業がAIエージェントを業務基盤へ組み込む動きが加速するなか、各エージェントが持つアクセス権限の管理は新たなセキュリティ上の焦点になっています。データそのものの保護に強みを持つCyeraが、エージェントのアクセス制御に特化したOasis Securityを取り込むことで、AI時代の企業データ防御を一気通貫で提供する狙いがうかがえます。なお現時点では交渉段階であり、最終的な合意に至るかは今後の展開次第です。


Cyeraについて
Cyeraとは、米国ニューヨークを拠点とするデータセキュリティ企業です。2021年にYotam SegevとTamar Bar-Ilanによって設立され、両者はイスラエル国防軍の精鋭技術プログラム出身という経歴を持ちます。主力は「データセキュリティ・ポスチャー管理(DSPM)」で、企業が保有する機微データの所在・利用・リスクを可視化し保護する仕組みを提供します。フォーチュン500企業を含む幅広い顧客基盤を築き、買収を重ねて製品群を拡張してきました。AIの普及で増大するデータリスクに対し、企業のデータ保護を包括的に担うことを目指しています。

 

TagsCyber SecurityUnited States

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