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ロボティクスのField AI、英建設大手McLaren Constructionと提携し英国の建設現場に自律型四足歩行ロボットを展開
AIとロボティクスを手掛けるField AIが、英建設大手のMcLaren Constructionと提携し、英国の建設現場に自律型の四足歩行ロボットを展開すると発表しました。今回の提携はField AIにとって英国市場への初参入となり、同社はすでに欧州・アジア・北米の数百の建設現場で技術を展開しています。ロボットはまず、現場の360度映像や点群データの取得、進捗確認、安全巡回、設計と実際の施工の差異分析、品質保証などに用いられます。
ロボットが定期的に自動スキャンを行うことで施工の進捗を映像・空間データとして記録し、設計モデルとの差異をAIが分析します。これにより品質上の問題を早期に発見し、手戻りの削減や施工精度の向上につなげられるとしています。McLarenの担当ディレクターは、遠隔操作や限られた経路のみをこなす従来型の機械を超え、階段やドア、障害物を自ら移動しながら人の作業チームと協働する自律ロボットが実現した点に意義があると述べています。
これらのロボットは、Field AIの基盤モデル「Field Foundation Models」によって動作します。データ駆動のAIと物理法則に基づく推論を組み合わせ、事前の地図やインフラ、決められた経路に依存せずに変化し続ける環境へ適応できる点が特徴です。McLarenの営業担当バイスプレジデントは、監視やモデル化から始まり、現場物流や器用な操作、複数ロボットの協調へと用途が広がっていくとの見通しを示しています。ソフトウェア主導の汎用ロボットが、労働力不足や安全規制の強まる建設業界で存在感を増しつつあります。
Field AIについて
Field AIとは、2023年ごろに設立された米国カリフォルニア州拠点のAI・ロボティクス企業です。NASAジェット推進研究所やDeepMind、SpaceX、Teslaなどの出身者が中心となって立ち上げました。主力の基盤モデル「Field Foundation Models」は、事前の地図や決められた経路に頼らず、あらゆる形状のロボットが未知の複雑な環境で自律的に動作することを可能にします。建設現場をはじめ、従来ロボットには難しかった非構造的な環境での運用を得意とします。汎用の「ロボットの頭脳」を提供し、物理世界での自律作業を広げることを目指す企業です。
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