Startup Portfolio
ソフトウェアファーストで垂直統合型の重要鉱物マイニング企業の"Mariana Minerals"がSeries Bで$310Mを調達
Mariana Mineralsは、Khosla Venturesがリードし、Andreessen Horowitz(a16z)、Breakthrough Energy Ventures、Greycroft、Mitsubishi Corporation、In-Q-Tel(IQT)など、さらに複数の戦略的投資家が参加したSeries Bで$310Mを調達し、親会社およびプロジェクトへの累計調達額は約$400Mとなりました。
ソフトウェアファーストで垂直統合型の重要鉱物マイニング企業のMariana Mineralsは、独自プラットフォームであるMarianaOSを活用して、現代経済を支える各種金属を対象として、鉱山および製錬所の設計、建設、運営を行っています。MarianaOSは、資本プロジェクト実行を管理するCapitalProjectOS、製錬所運営を管理するPlantOS、鉱山管理を行うMineOSを単一のAIおよび機械学習スタックに統合しています。これにより、従来5〜10年を要していたプロジェクト実行期間を約半分に短縮し、試運転期間も業界標準を大きく下回る水準まで短縮しています。
今回のSeries Bによる資金調達により、Marianaは現在進行中のプロジェクト群の開発をさらに加速させます。その中には、ユタ州南東部のCopper Oneおよびテキサス州東部のLithium Oneという主力プロジェクトが含まれます。Copper Oneは2025年後半にMarianaが取得したプロジェクトであり、自律運用システムの導入からわずか4カ月で採掘を再開し、年間5万トンの精製銅生産を目標として生産能力を拡大しています。一方、Lithium Oneは2025年第4四半期に着工し、石油・ガス採掘時に発生する随伴水からリチウムを生産する世界初のGWh規模施設です。商業生産は2027年前半を予定しています。
「重要鉱物は、アメリカが自国の未来を築くのか、それとも中国に依存し続けるのかを左右する資源です。私たちがMarianaへ投資した理由は、TurnerがAI主導の鉱山と製錬所を、これまで誰も想像できなかったほど迅速かつクリーンに建設・運営できる経営者だからです。鉱物資源自体は存在しています。不足していたのは、それらを自律的に採掘・精製するための意思とAIです。Turnerのチームはまさにそれを実現しようとしており、だからこそ創業当初から支援してきました。」とKhosla Venturesの創業者であるVinod Khosla氏は述べています。
今回の資金調達により、Marianaは10年間で10件の商業規模プロジェクトを開発するという目標を加速させ、国内における重要鉱物の供給強化を目指します。同社のプロジェクトポートフォリオは相乗効果を生み出す設計となっており、それぞれのプロジェクトから得られる運用データがMarianaOSを継続的に改善し、次の施設の建設・運営にかかるコストと期間を削減します。
「重要鉱物を巡る競争は実行力の勝負です。そして私たちはこの2年間で、優れたソフトウェアがその前提を変えることを証明してきました。今回の追加資金により、実証段階から本格的な拡大フェーズへ移行できます。供給拡大に本当に貢献できる、自律運用を前提とした重要鉱物企業を構築する時が、今まさに訪れています。」とMariana MineralsのCEO兼共同創業者であるTurner Caldwell氏は述べています。
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