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2026/09/29

Startup Portfolio

公共安全ソフトウェアのMark43、ForceMetricsを買収し分散した警察データをCAD・RMS業務へ統合

Mark43は、公共安全機関向けデータ基盤を提供するForceMetricsを買収しました。ForceMetricsは、異なるシステム、管轄区域、世代の技術に分散した警察・公共安全データを接続し、現場で検索・分析できる形に変換する技術を提供しています。買収金額などの条件は公表されていません。ForceMetricsの創業者を含むチームはMark43へ加わり、既存顧客へのサービスも継続します。

Mark43はComputer-Aided Dispatch(CAD、指令・通報対応システム)、Records Management System(RMS、記録管理システム)、データ分析を統合した公共安全向け基盤を提供しています。一方、ForceMetricsのVelocityはCADやRMSなど複数のデータソースを横断し、人、場所、車両、過去の事案などを一つの検索体験で確認できるようにします。買収後はMark43の顧客が既存の技術環境に散在するデータを集約し、その情報をMark43のCADやRMSの業務フロー内で直接参照できるようにする計画です。ForceMetricsはデータをAIから利用できる形にする機能も提供しています。

両社は2026年5月に戦略的パートナーシップを開始しており、今回の買収はその協業を一段進める形となります。ForceMetricsはMark43傘下となった後も、Mark43以外を含む公共安全機関の既存技術やシステムと接続する方針です。ForceMetricsのAndre McGregor、Chris Kersulic、Brendan Cronin、Shane McGregor、Jason Truppiの共同創業者らもMark43に参加します。Mark43は、現場で新たな情報を入力するCAD・RMS側と、過去に蓄積された異種データを横断して取り出すForceMetrics側を組み合わせ、通報、対応、捜査におけるデータ利用を一体化します。


Mark43について
Mark43とは、2012年に設立されたニューヨーク拠点の公共安全ソフトウェア企業です。Scott Crouch、Florian Mayr、Matthew PolegaらがHarvard Universityで始めたプロジェクトを起点に創業しました。主力製品はComputer-Aided Dispatch、Records Management System、データ分析などを統合したクラウド型の公共安全プラットフォームです。州・地方・連邦の公共安全機関に対し、通報対応、記録、捜査、分析を一つの基盤で扱う環境を提供しています。現場の業務を近代化し、公共安全機関がより迅速かつ情報に基づいて対応できるようにすることを事業の中心に置いています。

 

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