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2026/10/18

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旅行体験予約のKlook、米国IPO申請を撤回し市場環境改善後の上場を再検討

Klookは、米国で進めていた新規株式公開(IPO)の申請を撤回しました。同社は10月16日に米国での上場計画を取り下げる手続きを行い、現在の市場環境ではIPOを進める適切な時期ではないと説明しています。上場そのものを断念したわけではなく、今後も市場環境を見ながら適切な上場時期を検討する方針です。

Klookは2025年11月に米国証券取引委員会へForm F-1を提出し、ニューヨーク証券取引所へ「KLK」のティッカーで上場する計画を進めていました。IPO申請時に開示した2024年の売上高は4億1710万ドルで、前年比24%増でした。事業自体は引き続き拡大しており、同社によると2026年の体験予約件数は8000万件を超える見通しです。今回の撤回に伴う新たな上場時期や代替となる証券取引所は公表していません。

米国のIPO市場では、金利上昇や金融政策の引き締め長期化、地政学的な不透明感を背景に、投資家が新規上場企業の評価に慎重になっています。KlookはスマートリングのOuraや原子力関連サービスのHoltecなどとともに、2026年に上場計画を延期・撤回した企業の一つとなります。Klookは旅行需要や予約件数の成長を維持しながら、市場環境が改善した段階で上場を再検討することになります。


Klookについて
Klookとは、2014年にEthan LinとEric Gnock Fahらが創業した旅行体験予約プラットフォームです。アジア太平洋を中心に、観光施設、ツアー、交通、宿泊などの旅行サービスをモバイル中心で提供しています。世界各地の旅行者と観光事業者をデジタルで結び、旅行先での体験を検索・予約できる基盤を展開しています。事業者側のデジタル化支援やクリエイターを活用した旅行商品の販売にも取り組んでいます。世界の体験経済を支えるデジタルインフラの構築を掲げています。

 

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