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旅行体験予約のKlook、Visaと東南アジア6市場で提携し体験主導の旅行需要を取り込む
Klookは、Visaと東南アジアの6市場を対象とする覚書を結んだと発表しました。対象はシンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナムです。Klookの体験商品の仕組みとVisaの決済網を組み合わせ、共同のクリエイター施策、カード会員向けの優待、現地でのブランド露出を進めるほか、KlookはVisaの旅行向けプラットフォームVisa Destinationsにパートナーとして参加します。
中心の一つがクリエイターの枠組みです。Klookが運営するKreator Programmeは88市場で3万人を超える旅行クリエイターを抱え、同社を旅行分野のソーシャルコマースの前線に置いています。今回の提携では、Visa側のクリエイターのアフィリエイト・リンクを、Klookが8月に刷新したクリエイター向け店舗Kreator Shopsに置きます。Visaで東南アジア地域のマーケティングを統括するGladys Chanは、旅行は東南アジアの文化と経済を形づくる大きな力であり、旅は決済の前から始まっているとしたうえで、Visaの決済網と旅行者を実際に動かすクリエイターの集まりを組み合わせ、Visa Destinationsをより多くの旅行者へ届けたいと述べました。
背景には、行き先を先に決めてから過ごし方を考えるのではなく、体験を起点に旅程を組み立てる旅行者が増えていることがあります。両社は、Visaの2026年版Global Travel Intentions調査とKlookのTravel Pulse 2026のいずれもが、世界的な逆風のもとでも東南アジアの旅行需要が底堅いことを示していると説明しています。Klookでシンガポール、インドネシア、マレーシア、タイを統括するゼネラルマネージャーのSarah Wanも発表に名を連ねています。なお今回は覚書の段階で、具体的な優待の内容や開始時期、対象となるカードの範囲は公表されていません。
Klookについて
Klookとは、2014年に設立された旅行体験の予約プラットフォームで、本社は香港にあります。Ethan Lin、Eric Gnock Fah、Bernie Xiongが共同創業し、LinがCEO、Gnock Fahが社長、XiongがCTOを務めます。現地ツアーや観光施設の入場券、交通、宿泊など、目的地に着いてからの需要を中心にオンラインで予約できる仕組みを提供し、アジア太平洋を主戦場としています。分断されていた体験商品の予約をデジタル化し、旅行者と現地の事業者をつなぐことを目指しています。
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