1. Home
  2. News
  3. 文書AIのReducto、1,000ページ1ドルの解析モデルr-1 miniを提供開始
2026/11/07

Startup Portfolio

文書AIのReducto、1,000ページ1ドルの解析モデルr-1 miniを提供開始

Reductoは、文書解析モデル「r-1 mini」を発表しました。料金は1,000ページ当たり1ドルで、文字だけでなく表や読み取り順序、レイアウトなどを保った構造化データを生成します。同社による2,000ページのブラインド評価では、検証した入門向けの全構成を上回り、最大25倍の料金となる一部の上位サービスよりも高い精度を示したとしています。あわせて、より高い精度と低遅延、単語単位の引用機能を備える主力モデル「r-1」の一般提供も開始しました。

評価には、企業文書を用いる「ParseArena」と、AIが出力を比較する「PAIR」を使用しています。PAIRは元のページに照らして2つの解析結果を比較し、どちらが情報をより忠実に保持しているかを判定する仕組みです。同社は、固定的な採点ルールでは捉えにくいレイアウトや出力形式の違いも評価する狙いを説明しています。また、利用企業には自社の文書でモデルを比較するよう勧めており、性能比較は同社が実施した評価結果として捉える必要があります。

今回の製品は、文書処理の精度に加えて、価格と処理時間の制約にも対応する同社の方針に沿うものです。CEOのAdit Abrahamは、金融や医療などの業務で蓄積された文書をAIが利用するうえで、既存の処理工程が障壁になっていると説明しています。同社は、文書の解析と読み取りにとどまらず、編集や生成まで支えるツールと運用基盤を整備する考えを示しています。


Reductoについて

Reductoとは、Adit AbrahamとRaunak Chowdhuriが2023年に設立した文書AI企業です。米国サンフランシスコを拠点としています。複雑なPDFなどの非構造化文書を、AIが扱える構造化データへ変換します。解析、抽出、分割、分類などの機能を通じ、企業の文書処理を支援しています。人が蓄積してきた情報とAIをつなぐ基盤の構築を目指し、金融、医療、法律などの分野に向けてサービスを提供しています。

TagsAIUnited States

関連ニュース

Contact

AT PARTNERSにご相談ください